日本株復調がサヤ変動にでてきている。
米国株が停滞気味なのに対して、日本株は復調気味です。
片方だけみているとそうは見えないのですが、サヤ変動にははっきりと出てきています。
NYダウー日経225サヤ取りの特徴
- 勝率約90%。2017年からの売買実績
- サヤ取り両建てポジション1枚売買の証拠金目安は40〜50万円(証拠金状況を勘案して決定)
- 特徴@:両建てなのでリスクは一般の裁量トレードより低目
- 特徴A:暴騰・暴落の影響を受けにくい
- 特徴B:周囲の雰囲気を気にせずに、冷静な売買判断をしやすい
サヤ取り場帳 2021年6月15日
月日 |
NYダウ |
日経225 |
価格差(サヤ) |
---|---|---|---|
6月8日 |
34586 |
28973 |
5613 |
6月9日 |
34456 |
28832 |
5624 |
6月10日 |
34442 |
28922 |
5520 |
6月11日 |
34444 |
28979 |
5465 |
6月14日 |
34243 |
29217 |
5026 |
NYダウと日経225のサヤ、5026まで縮小してきています。
ここのところ、3〜4日縮小してちょっと拡大、のパターンを繰り返しています。
ここから一気に急縮小なんてこともありそうな感じです。
保有ポジションは「拡大狙い」ですので、不利な展開なんですよね。
ただ、現状は損きりするというほどのことではないと思っています。
私の方針としては、ここから大きく縮小するようであれば、2本目のポジションを入れるかどうかの検討をするつもりでいます。
ここからの縮小が相当大きくなりそうだと思われるようなときは、保有ポジションの損きりも視野に入れています。
ここのところ、「仕掛ければすぐに利益が出る」という売買が続いていました。好調すぎる感じもあったので、この辺でいつもの売買に戻ってきたという気もしています。
無理せず、過信せずに、粛々と売買を続けていきます。
NYダウー日経225サヤ取りについて
NYダウと日経225の価格差(サヤと呼ばれています)変動を利用しながら利益をだしていく運用法です。
日本と米国は関係が深いこともあり、NYダウと日経225は相互が影響を与え合うような形で変動しています。
その価格差(サヤ)は、拡大したり縮小したりします。
その流れを利益に変えていくものです。
サヤ変動を利益に変えていくには、「NYダウ売りー日経225買い」という感じの両建てポジションによる売買をしていきます。
具体的な仕掛けパターンは2つあります。
- NYダウー日経225の価格差(サヤ)縮小⇒拡大をねらった仕掛け:日経225売りーNYダウ買い
- NYダウー日経225の価格差(サヤ)拡大⇒縮小をねらった仕掛け:NYダウ売りー日経225買い
拡大を狙うか、縮小を狙うかで、作るポジションが正反対になります。
このサヤ取りのメリットは、大きく3つあります。
- 周囲の雰囲気に呑まれにくく冷静な売買判断ができる。
- 拡大縮小の流れがつかめてくれると収支が安定する。
- 日中株価を見ている必要がないため、忙しくても実践可能
売買には、この後にお見せする「場帳(バチョウ)」という売買道具を使います。
岡三証券が提供するサヤチャートも似たようなタイミングでシグナルが出るので、参考指標として使っています。
リスクについて
サヤ取りにも様々なリスクがあります。
一見、安定してそうなのですが、現実に起きた過去の値動きや損きりなど、リスクを意識するうえで参考になる記事をご紹介します。
サヤ変動リスク これまでの大きな変動記録
記事でも触れていますが、サヤ取りを始めてから一番大きな1日でのサヤ変動幅は2020年3月19⇒20日の908(3005−2097)です。
損きりリスク これまでの記録
NYダウー日経225サヤ取り ここまでの成績
- 2017年運用開始
- 運用原資:7,797,081円
- 2021年運用元金 10,889,376円
年度 |
損益額 |
累計損益額 |
---|---|---|
2017年 |
1,202,919円 |
1,202,919円 |
2018年 |
819,128円 |
2,022,047円 |
2019年 |
-1,465,652円 |
556,395円 |
2020年 |
2,535,900円 |
3,092,295円 |
2021年 |
2,412,520円 |
5,504,815円 |
2021年もコツコツいきます。
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