日経225はこのまま崩れてしまうのか。
拡大路線継続中のNYダウー日経225のサヤ、毎日100〜300くらいの大きな動きが続いています。
場帳を通じて、今後の流れをみています。
NYダウー日経225サヤ取りの特徴
- 勝率約90%。2017年からの売買実績
- サヤ取り両建てポジション1枚売買の証拠金目安は40〜50万円(証拠金状況を勘案して決定)
- 特徴@:両建てなのでリスクは一般の裁量トレードより低目
- 特徴A:暴騰・暴落の影響を受けにくい
- 特徴B:周囲の雰囲気を気にせずに、冷静な売買判断をしやすい
サヤ取り場帳 2021年4月21日
月日 |
NYダウ |
日経225 |
価格差(サヤ) |
---|---|---|---|
4月14日 |
33652 |
29613 |
4039 |
4月15日 |
33917 |
29753 |
4164 |
4月16日 |
34058 |
29801 |
4257 |
4月19日 |
34013 |
29312 |
4701 |
4月20日 |
33697 |
28579 |
5118 |
4000から一気に5000台まで急拡大、勢いがついています。
ポジションそのまま、決済のタイミングを探しています。
参考記事:レバレッジ35以上の好環境を活用中
しかし、日経225の下げ、キツイですね。
NYダウチャートは、まだ崩れたというほどではないんですけどね。
個別の状況をみると、ここから更に、NYダウと日経225のサヤは拡大しそうな感じです。
でも、サヤ変動はどこまでも拡大し続けることはありません。
どこかで止まり、縮小に転じます。
日経225もどこまでも崩れるということはないはずです。
どこかで反転しだすはずです。でも、そのタイミングはわかりません。
どこまでも拡大するという気持ちはもたずに、日々の場帳記入で売買判断をしていきます。
NYダウー日経225サヤ取りについて
NYダウと日経225の価格差(サヤと呼ばれています)変動を利用しながら利益をだしていく運用法です。
日本と米国は関係が深いこともあり、NYダウと日経225は相互が影響を与え合うような形で変動しています。
その価格差(サヤ)は、拡大したり縮小したりします。
その流れを利益に変えていくものです。
サヤ変動を利益に変えていくには、「NYダウ売りー日経225買い」という感じの両建てポジションによる売買をしていきます。
具体的な仕掛けパターンは2つあります。
- NYダウー日経225の価格差(サヤ)縮小⇒拡大をねらった仕掛け:日経225売りーNYダウ買い
- NYダウー日経225の価格差(サヤ)拡大⇒縮小をねらった仕掛け:NYダウ売りー日経225買い
拡大を狙うか、縮小を狙うかで、作るポジションが正反対になります。
このサヤ取りのメリットは、大きく3つあります。
- 周囲の雰囲気に呑まれにくく冷静な売買判断ができる。
- 拡大縮小の流れがつかめてくれると収支が安定する。
- 日中株価を見ている必要がないため、忙しくても実践可能
売買には、この後にお見せする「場帳(バチョウ)」という売買道具を使います。
岡三証券が提供するサヤチャートも似たようなタイミングでシグナルが出るので、参考指標として使っています。
リスクについて
サヤ取りにも様々なリスクがあります。
一見、安定してそうなのですが、現実に起きた過去の値動きや損きりなど、リスクを意識するうえで参考になる記事をご紹介します。
サヤ変動リスク これまでの大きな変動記録
記事でも触れていますが、サヤ取りを始めてから一番大きな1日でのサヤ変動幅は2020年3月19⇒20日の908(3005−2097)です。
損きりリスク これまでの記録
NYダウー日経225サヤ取り ここまでの成績
- 2017年運用開始
- 運用原資:7,797,081円
- 2021年運用元金 10,889,376円
年度 |
損益額 |
累計損益額 |
---|---|---|
2017年 |
1,202,919円 |
1,202,919円 |
2018年 |
819,128円 |
2,022,047円 |
2019年 |
-1,465,652円 |
556,395円 |
2020年 |
2,535,900円 |
3,092,295円 |
2021年 |
1,116,776円 |
4,209,071円 |
2021年もコツコツいきます。
NYダウー日経225サヤ取り 関連ページ
主要ページ
サイト内他記事