NYダウー日経225サヤ取り決済
NYダウー日経225のサヤ取りポジションを本日決済して利益が出ています。ただ、手放しで喜べる状況ではなく、もうちょっと苦しい運用が続きそうです。
サヤが大きく動くときの特徴なども含めて記事にまとめてみました。
約44万円利益 大きなサヤ変動発生中
本日の売買記録です。NYダウ買いポジション10枚と日経225売りポジション10枚を決済しています。
金利相当額・配当相当額や手数料(片道分)があるので合計損益がわかりにくいですね。
往復手数料にして計算すると、それぞれ以下の損益になります。
- 日経225損益:1029000円+0−1530×2=1,025,940円利益
- NYダウ損益:-591000円+15580円ー1530×2=-578,480円損失
- 合計損益:1,025,940円-578,480円=447,460円利益
こういうことで、今回のサヤ取り決済は447,460円利益だったということになります。
昨日の記事でも書きましたが、5月下旬くらいからNYダウと日経225の価格差(サヤ)変動が大きくなっています。
昨日記事:裏と表で「トランプ大統領をみてみる」
今回の決済も、それに合わせたものです。
これまでは「拡大」が続いていたのですが、そろそろ「縮小」の動きもでそうなので、一旦決済したということです。
いつもであれば、「縮小に向けた新規ポジション」を作成するところですが、今回は既に「縮小」に向けたポジションがあります。
数か月前に、サヤ変動が小さくなったことがあり、方向性がわからないので「完全両建て」にしておいたためです。
つまり、ここ数ヶ月は「拡大で利益が出るサヤ取りポジション」と「縮小で利益の出るサヤ取りポジション」の2つが併存している状況でした。
本日「拡大で利益が出るサヤ取りポジション」を決済したので、「縮小で利益の出るサヤ取りポジション」が残っているので新規ポジションはいらない状況ということになります。
利益も出たし、なかなか良い感じと思われているかもしれません。
でも、安心するのはまだ早いのです。
残っているポジションはこうなっています。
- 日経225買いポジション10枚
- NYダウ売りポジション10枚
今のところ、この2つ合計で200万円弱の含み損です。
多分、数ヶ月以内に決済することになると思いますので、近いうちにこのポジションの結果をお見せできるはずです。
今回の利益を加えたこれまでの成績もまとめておきましょう。
NYダウー日経225サヤ取り ここまでの成績
- 運用原資:7,797,081円
- 2019年運用元金 9,819,128円(くりっく株365とGMOクリック証券CFD口座合計)
運用原資は、運用開始時資金+追加入金の合計額です。
年度 |
損益額 |
累計損益額 |
---|---|---|
2017年 |
1,202,919円 |
1,202,919円 |
2018年 |
819,128円 |
2,022,047円 |
2019年 |
1,042,270円 |
3,064,317円 |
累計利益300万円超えました。
既存ポジションの含み損という不安要因はあるのですが、あまり気にしないようにしています。
先程の含み損があるので、ある程度の損きりがこれから発生するのは避けられないという覚悟だけは決めています。
NYダウー日経225のサヤ変動が流れ的に「縮小」傾向となってくれれば、含み損は減っていくのですが、どうなるかはわかりません。
一応、そうなりそうだと感じたので本日のポジション操作をしています。
でも、いつもそれがうまくいくわけでもありません。
期待すれば裏切られる、それが相場の世界なので、この辺はあまり考えないようにしています。
こういうときは、相場の流れに合わせて売買を続けていくことだけを考えます。
いつも通りにやっていけば、最終的に利益にしていくことは出来るはずです。
今後の展開:相場転換期となるか
長年サヤ取りをやっていて感じることなのですが、サヤ変動が大きくなる時というのは、全体の相場展開と連動していることがよくあります。
つまり、NYダウ・日経225ともに大きく動く時期に入ってきたかもしれないということです。
今日も感じたのですが、最近くりっく株365のスプレッド縮小がさらに進んでいます。
- 日経225:21251−21237⇒スプレッド14
- NYダウ:26007−26000⇒スプレッド7
記事を書いている1時時点でのくりっく株365のスプレッドです。
2〜3か月前は、30〜40くらいが普通でしたので、半分以下になっています。
くりっく株365は、ここのところ取引条件の改善に積極的に取り組んでいます。
中には、くりっく株365 現行商品の上場廃止のように評判のよくない制度変更もあります。
ただ、私達のやっているNYダウー日経225サヤ取りに関しては全体的に良い方向に制度変更が進んでいます。
来年秋以降は、日経225で2つの商品が平行して上昇される可能性があるため、その価格差(サヤ)を収益源に出来る可能性もあるからです。
スプレッドがもう少し縮小してくれると、サヤ取り派更にやり易くなります。
くりっく株365の更なる進化を期待しております。
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