年間利益率30%突破 ブレーキはかけずに攻め続ける
2022年度のループイフダン運用での確定利益の利益率が30%を超えました。
まだまだ好調モード継続のようなので、このままいけるところまで利益を伸ばしていくつもりです。
私のループイフンダン運用の特長
- 運用通貨:米ドル円のみのシプル運用
- 2021年8月改定最大レバレッジ2.5倍前後(200万円での最大ポジション5万通貨)
- 利益10万円増えるごとに、ポジション数2千通貨追加
- ループイフダン仕掛けは分割
- 手動売買も時折使用
- カバードコール戦略中心にFXオプションを使用する。
- チャンスと思われる時にはコールオプション買いを使うこともある。
- 運用開始時資金200万円(最低運用資金10万目安)
- オプションも使う場合の最低資金目安は40万円
この運用をご覧になるのが始めての方は、「【最初に】運用方針と考え方」からお読みになることをおすすめいたします。
運用状況:2022年10月13日
ループイフダンとFXオプションを合計したここまでの確定損益と含み損推移グラフです。
このグラフは、下記の「確定損益・評価損益・総合損益」の推移です。
- 青色部分:確定損益
- 赤色点線:評価損益
- 赤色太線:評価損益を考慮した損益(総合損益)
項目 | 損益額 |
---|---|
ループイフダン確定損益 | 1,372,940円 |
FXオプション確定損益 | -609,935円 |
確定損益合計 | 769,005円 |
評価損益:ループイフダン | 108,554円 |
評価損益:FXオプション | -99,260円 |
評価損益合計 | 9,294円 |
総合損益 | 778,299円 |
参考:米ドル円レート | 146.815円 |
今週も順調に利益を積み上げ中です。保有ポジションまで含み益となっています。
円安気味に適度な往来相場を続けてくれているので、ループイフダンとしては絶好の展開が続いています。
そろそろ介入も入りそうですが、それでも問題は無さそうです。
介入があっても円高となるのは一時的になる可能性が高いからです。
日本の金利政策に大きな変化がない限りは、円安になり易い地合いはそう簡単には終わらないとみています。
大きな変化がないうちは、今の設定のまま利益を積み上げていくつもりでいます。
ループイフダン 自動売買状況
10月に入ってからの利益確定状況です。
10営業日で利益確定本数は76本ですので、1日平均7.6本の利益確定が発生していることになりますね。
ループイフダン口座状況
口座資産2,872,940円、先週より1.7万円増えました。
自動売買の好調モード継続中です。
稼働中のループイフダン設定
自動売買本数は、現在4本です。
利益増加5万円毎に千通貨づつ追加しています。
米ドル円が上げだすと、全ての設定で利益がでてくる仕組みです。
カバードコール戦略について
カバードコール戦略は、FXの買いポジションを「上げ相場での利益を犠牲にする代わりに、下げ相場での損失を減らす」ことを目的に使います。
オプションの教科書では、運用のリスクを減らすための有効な一手として紹介されています。
参考記事:カバード・コールFXオプションでの使い方
ループイフダンでの長期放置ポジションの発生は、宿命のようなものです。
その長期放置ポジションをカバードコールで活かしていこうという目論見でやっています。
カバードコール戦略は、FX+FXオプションの合成ポジションで行います。
- ループイフダン口座:米ドル円買いポジション
- FXオプション口座:米ドル円 コールオプション売り
この組み合わせで、実際の為替変動では以下のようになります。
- 上げ相場:FXオプション損失だがFXポジションの利益が上回り、合計利益となる。
- 下げ相場:FXポジションは含み損だが、FXオプションは利益となるので、FXの含み損を軽減できる。
この内容は、実際のポジションでご覧ください。
ここで「上昇期には利益を減らす事になるかも?」と不安に感じる方もいるかもしれません。
でも、ループイフダンの自動売買を稼働したままであれば上昇期には基本的に15銭なり25銭なりの利益幅で決済します。
ここでカバードコール戦略を使う時は、合計利益はそれ以上取れるようにしていくつもりなので、その辺で不利にはならないだろうと見ています。
米ドル円が大きく下落したときなど、いつも好条件で設定できるものではないので、実際の運用ではその局面で適切に対応していければと思っています。
保有中の米ドル円買いポジション1万通貨にカバードコール戦略に基づいたコールオプション売りポジションを設定してあります。
カバードコール戦略の効果について
カバードコール戦略は、FX口座:米ドル円買いポジション+FXオプション口座:コールオプション売りの組み合わせで成立します。
その効果については、以下のページで説明しています。
設定時記事:カバードコール 4月9日設定内容
このポジションは、2021年9月23日にコールオプション売りポジションが満期となっています。
ループイフダン買いポジションは有効なままなので、そのまま再度コールオプション売りをすることで、更に利益上乗せもできます。
米ドル円の状況次第ですが、ループイフダン買いポジションが利益確定する必要がない時期であれば、カバードコール戦略を続けていけば利益を着実に増やしていけます。
基本的には、この戦略でFXオプションポジションを仕掛けています。
米ドル円コールオプション売り状況
現在2本のFXオプションポジションを保有中です。
11月権利行使日 1本目ポジション
- 作成日:2022年9月12日
- FXオプション内容:米ドル円 コールオプション売り
- 作成時点の米ドル円:142.440円
- 権利行使価格:146.00円
- 権利行使期日:2022年11月30日
- 売買数量1万通貨
- プレミアム:1.579
- 利益上限:1.579×1万通貨=15,790円
- 損益分岐点目安:146.00+1.579=147.579円
このポジションの利益上限は15,790円で、ポジション作成時に受取済みです。
本日のプレミアム現在値は、2.796です。
ポジション損益状況
項目 | 損益 |
---|---|
プレミアム受取利益 | 11,640円 |
含み損益 | −27,960円 |
差引損益 | ー16,320円 |
権利行使日11月30日まで約1カ月半くらいです。
米ドル円は、権利行使価格146円を超えてきています。
介入が入らないとこのまま上昇しそうですが、果たしてどうなるでしょうね。
12月権利行使日 2本目ポジション
- 作成日:2022年8月19日
- FXオプション内容:米ドル円 コールオプション売り
- 作成時点の米ドル円:136.600円
- 権利行使価格:140.00円
- 権利行使期日:2022年12月21日
- 売買数量1万通貨
- プレミアム:1.164
- 利益上限:1.007×1万通貨=11,640円
- 損益分岐点目安:140.00+1.164=141.164
このポジションの利益上限は11,640円で、ポジション作成時に受取済みです。
本日のプレミアム現在値は、7.130です。
ポジション損益状況
項目 | 損益 |
---|---|
プレミアム受取利益 | 11,640円 |
含み損益 | −71,300円 |
差引損益 | ー59,660円 |
権利行使日12月21日まで約2カ月半です。
米ドル円は、権利行使価格140円を上回っています。
カバードコール戦略効果
このカバードコール戦略の効果は、FXと合わせて考えて頂くとわかりやすいです。
カバードコール設定内容
千通貨×10本=1万通貨の買いポジションで買い平均値は110.148円です。
米ドル円下落により売買の無くなったループイフダンポジションを「自動売買停止・決済指値削除」をして、長期放ったらかしポジションとしています。
このポジションは、「高水準のループイフダンのスワップポイント受取」をしながら「米ドル円上昇期を待っている」状況です。
このポジションを活用して、当時仕掛けたコールオプション売りがこちらです。
- 作成日:2021年4月9日
- FXオプション内容:米ドル円 コールオプション売り
- 作成時点の米ドル円:109.27円
- 権利行使価格:111.00円
- 権利行使期日:2021年9月22日
- 売買数量1万通貨
- プレミアム:1.024
- 利益上限:1.024×1万通貨=10,240円
- 損益分岐点目安:111.00+1.024=112.024円
この2021年4月9日のポジションの効果を「単純なループイフダンだけの場合」と「FXオプションを加えた応用形」での損益比較でみてみます。
効果比較:カバードコール戦略損益とFX損益
米ドル円 | ループイフダンのみ | カバードコール |
---|---|---|
111.000 | 8,520円 | 18,760円 |
110.148 | 0円 | 10,240円 |
109.270 | -8,780円 | 1,460円 |
108.00 | -21,480円 | ー11,240円 |
- ループイフダンのみは、自動売買停止させて9月まで放っておいた場合の含み損益
- カバードコールは、自動売買停止したループイフダンポジション+コール売り損益の合計額
- 9月22日まで決済しなかったときの含み損益の金額
- スワップポイント考慮なし(実際には双方とも2000円程度のスワップポイント利益が加算される予定)
基本的にどの為替値でも買いポジションを放っておくよりは利益を上乗せできる流れになります。
カバードコール戦略でのコールオプション売りは、サクソバンク証券のFXオプション口座を使っています。
【最初に】運用方針と考え方
- 運用通貨と仕掛けの方向性:米ドル円買いのみ
- 最大レバレッジ2.5倍前後:200万円で5万米ドル買い目安
- 最大ポジション数は、利益10万円で2千通貨目安で増やしていく
- 分割設定を基本にする。:200万円で最大5分割
- 売買間隔:15銭か25銭を基本とする
- 1本の売買数量と本数:1000通貨で10本
- 米ドル円下落により最大本数となったら次の設定開始まで最低2週間様子を見る
- オプション使用その1:下落により長期放置となるポジションには、カバードコールを使い利益上乗せ
- オプション使用その2:大きく下落した時には確定利益の範囲内でコールオプション買いを仕掛ける
ループイフダンにFXオプションを使って「カバードコール戦略」を組み合わせていくことで、「リスク低減+利益上乗せ」を目指しています。
ループイフダンの設定は、資金10万円くらいから真似して頂けるかと思います(レバレッジ4倍以内で分割で仕掛けていきます)。
カバードコール戦略も使う場合の運用資金目安は約40万円です。
運用の性質上、運用資金は2口座に分けています。
- ループイフダン口座;150万円
- FXオプション口座(サクソバンク証券):50万円
- 合計:200万円
これによって、2つの効果を狙っています。
- ループイフダンの損益にFXオプション利益を上乗せする
- 米ドル円下落時の含み損増加を抑制する
FXオプションに慣れていない方は、無暗に真似はされないでください。
運用を真似される場合は、まずはループイフダンの設定パターンを参考にして頂ければと思います。
慣れてきたら、FXオプションも混ぜていくのを検討されるとよいです。
その方が、ストレス少なく運用できます。
元々、私のループイフダン運用は「含み損少な目」でやってきています。
ループイフダン設定のタイミングを参考にして頂くだけでも、利益を得ていけるはずですので、無理はされないでください。
ループイフダン運用成績
- 運用資金:200万円
- 運用開始年月:2021年4月1日
- 2022年度 開始時資金:2,127,994円
月別損益
年月 | 今月利益 | 今年度利益 | 利益率 |
---|---|---|---|
2022年1月 | 11,390円 | 11,390円 | 0.41% |
2022年2月 | 35,867円 | 44,400円 | 1.74% |
2022年3月 | 71,236円 | 115,636円 | 5.52% |
2022年4月 | 70,597円 | 186,233円 | 8.75% |
2022年5月 | 17,511円 | 208,324円 | 9.79% |
2022年6月 | 150,657円 | 358,981円 | 16.87% |
2022年7月 | 50,907円 | 409,888円 | 19.26% |
2022年8月 | 68,441円 | 478,329円 | 22.48% |
2022年9月 | 137,374円 | 615,703円 | 28.93% |
2022年10月 | 27,308円 | 641,011円 | 30.12% |
年度別利益
年度 | 年度利益 | 累計利益 |
---|---|---|
2021年 | 127,994円 | 127,994円 |
2022年 | 641,011円 | 769,005円 |
ループイフダン+FXオプションで利益上乗せ検証
FXオプションを使ったことが、本当に利益上乗せに貢献しているかどうかを検証するための記録です。
年 | ループイフダン | FXオプション | 合計利益 |
---|---|---|---|
累計利益 | 1,372,940円 | -603,935円 | 769,005円 |
リピートでループイフダンを選んだ理由
一通りのリピート系自動売買を試して、ループイフダンに戻ってきました。
ループイフダンを選んだ理由は3つあります。
- 追尾型であること
- スワップポイント受取が高目であること
- スプレツド+手数料負担が軽い事
これらの特徴より、私の「米ドル円買い」を中心のリピート系自動売買に最も合うと感じています。
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