ヒロセ通商スワップポイント動向 2017年9月
毎日、スワップポイントサヤ取り(異業者両建)のためのスワップポイント比較を作成しています。毎日のように目立つのがヒロセ通商です。一部の通貨で際立つ高スワップポイントを提供し続けているため、どこかの通貨では必ず1位となっています。
その最近の傾向などについてまとめました。
ヒロセ通商スワップポイント動向 2017年9月
2017年9月15日発表のヒロセ通商スワップポイントです。いつもながらメリハリのついたスワップポイント表です。
他社ではマイナスが普通であるユーロ円買いで30円の高額スワップポイントを提供していたり、プラススワップポイントとマイナススワップポイントの差が50円以上と以上に大きかったりというのもヒロセ通商さんのいつもの特徴です。
「大きいマイナススワップポイントのポジションは持たないでください!」とでも言われているような気さえしてきます。
そんなヒロセ通商さんですが、ここのところのスワップポイントには3つの傾向があります。
- 固定スワップポイント継続通貨は健在
- ユーロ円・英ポンド円も時折高い
- トルコリラ円は、3倍デーなどに急落する傾向あり
豪ドル円・NZドル円・南アフリカランド円のl固定スワップポイント宣言をしている通貨ペアは、かなりの安定感があります。この通貨ペアでスワップポイントサヤ取り(異業者両建)ポジションをお持ちの方は、相手方のFX口座の状況にもよりますが、かなり安定した利益を得ているだろうと思われます。
相手方口座となる売りポジション候補は、短期変動があるもののFXブロードネットなどはずっとヒロセ通商さんとの組み合わせで利益が出る水準をキープしています。
現在のユーロ円30円も、スワップポイントサヤ取り(異業者両建)で狙うには魅力的な数値です。でも、定期的に変動してしまうんですよね。一気にゼロ円になったりするのでその辺で決済する必要があります。
幸い、ユーロ円のスプレッドはどこのFX口座でも狭めです。30〜40円のスワップポイント差があれば1週間もあればスプレッドコスト回収ができます。
これをちょこまか取っていくのも一つの方法です。でも、これだとかなり大きなポジションでないと1回の利益はいつも少な目になります。
例えば、使えそうな売買シグナルと組み合わせる手もありかもしれません。
両建てしておき、スワップポイント差がなくなったときに売買シグナルが「売り」であれば両建てポジションの「買い」のみはずしておくという手です。トレードは、ちょっとでも利益が乗っていると心理的にも楽になりうまくいく傾向があります。
そういう効果として使えるかもしれません。
ヒロセ通商さんのトルコリラ円スワップポイントは、3倍デーに急落するという傾向が続いています。それ以外の日は、100円台の最高水準を提供していることが多いのですが、なぜか木曜日になると1日当80円程度まで下がってしまうのです。
これも見方次第です。1週間の平均値で見ればヒロセ通商のトルコリラ円スワップポイントは高水準にあるからです。
ヒロセ通商さんは、昔は低スプレッドのトレード派のためのFX口座という印象でした。昨年くらいからスワップ投資でもはずせないFX口座となっています。
これからも、良い改善を繰り返しながら頑張ってください。