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英国病再発を憂慮 FTSE100配当金生活終了

EU離脱結締を受け、FTSE100配当金生活口座を終了させることにしました。損きりとはなりますが、やむを得ません。離脱は数年後かもしれませんが、政治の混迷は既に始まっており、世界経済低迷期であるにも関わらず英国が政策的な刺激策をとる余地は限られてしまうため、いずれ企業業績にも影響がでざるをえません。

 

長期投資前提であるからこそ、今のうちに撤退しておきます。

FTSE100撤退 約定画面

GMOクリック証券口座 決済画面:−299,249円

 

FTSE100 配当金生活 終了

 

くりっく株365口座 決済画面:-224,107円

 

FTSE100 配当金生活 終了 2

 

2口座合わせて、-523,356円です。買値から400ポイントくらい下げているにも関わらず損きり額が100万円を超えなかったのは、これまで溜まっていた配当相当額・金利調整額が2口座合計で50万円以上あったためです。

 

一時的に買い値近辺まで戻る可能性は十分にあります。

 

ただ、ここから一気に崩れ始めると逃げ遅れてしまうことになり、他のトレードにも心理的な悪影響がでてしまいます。一旦終了させて成行を静観することにします。英国がEU離脱が確定してしまうのであれば当面FTSE100は投資対象とはしない予定です。

 

英国病が再発する可能性だってゼロとはいえません。EU加盟前のかつての英国は経済が長期低迷するという英国病に悩まされていました。その窮地を救ったのは、EU加盟とサッチャー首相の改革です。絶妙なタイミングでのEU加盟と英雄サッチャーの登場により、英国は成長軌道を取り戻すことができたという過去があります。

 

こういう歴史は繰り返すものでもあります。

 

英国の盛衰は、FTSE100のチャートにもはっきりとでています。

 

参考:FTSE100 50年チャート

 

FTSE100は、1970年前半まで500くらいだったんです。改革とEU統合効果によりFTSE100は10倍以上上昇しました。日本経済が停滞して株価が暴落していたここ20年の間も株価指数が大きく伸びることはなかったものの、株価水準を維持してきていました。

 

EU残留の芽がでてくるか、英国に英雄的人物が現れなければこのまま英国経済は大きく後退していくかもしれません。株価の流れからも、ここは撤退が適切な選択と思っています。

 

CFD取引自体は今後も継続します。

 

くりっく株365でNYダウが上場されたのですが、GMOクリック証券の米国30はもともと有利な取引条件で提供しています。両口座ともに引き続き利用していきます。

 

今後も主力口座として利用させていただきます。

 

GMOクリック証券CFD

2016/06/28


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