勝率90%を維持しながら年度最高利益更新【NYダウー日経225サヤ取り2020年10月7日】
NYダウー日経225サヤ取りで保有中のポジション、本日決済しています。
その約定内容等について記事にしています。
NYダウー日経225サヤ取りの特徴
- 勝率約90%。2017年からの売買実績
- 1枚売買の目安は40〜50万円(証拠金状況を勘案して決定)
- 特徴@:両建てなのでリスクは一般の裁量トレードより低目
- 特徴A:暴騰・暴落の影響を受けにくい
- 特徴B:周囲の雰囲気を気にせずに、冷静な売買判断をしやすい
NYダウー日経225サヤ取り 2020年10月7日売買記録
本日朝成行注文で約定した決済記録です。
画像上段左側の560,000円が単純な売買損益です。
この売買損益から、配当相当額・金利相当額・売買手数料などを加減して実際の損益をだします。
今回は、445,128円の利益です。
利益が随分減ったように感じる要因は、日経225で11万円弱のマイナス配当相当額が発生していたためです。
9月末は、日経225の大型配当相当額発生日なのですが、私は売りポジションだったので受取ではなく支払となっていました。
決済理由
本日決済したのは、場帳にて「サヤの拡大傾向がそろそろ終わりそうな感じ」がでてきたためです。
昨日段階では、「まだ利益が伸びるかな」という感じもあったのですが、朝状況を確認したらサヤが急縮小していました。
これまで順調に拡大してきた流れが一気に変わっています。
もうちょっと利益を伸ばしたい気持ちはあったのですが、今回はこの辺でポジションを決済することにした次第です。
これで2020年度のNYダウー日経225サヤ取りの利益合計は1,631,260円となり、2017年から運用開始しての最高利益記録を更新しています。
まあ、今年もまだ約3カ月あるので、今後の売買で損きりして減る可能性はあるんですけどね。
この4年間の勝率は約90%ですので、いつもの売買を続けていけば、大きく減らす事はないと思います。
あとは、油断なくやっていくだけです。
NYダウー日経225サヤ取りについて
NYダウと日経225の価格差(サヤと呼ばれています)変動を利用しながら利益をだしていく運用法です。
日本と米国は関係が深いこともあり、NYダウと日経225は相互が影響を与え合うような形で変動しています。
その価格差(サヤ)は、拡大したり縮小したりします。
その流れを利益に変えていくものです。
サヤ変動を利益に変えていくには、「NYダウ売りー日経225買い」という感じの両建てポジションによる売買をしていきます。
具体的な仕掛けパターンは2つあります。
- NYダウー日経225の価格差(サヤ)縮小⇒拡大をねらった仕掛け:日経225売りーNYダウ買い
- NYダウー日経225の価格差(サヤ)拡大⇒縮小をねらった仕掛け:NYダウ売りー日経225買い
拡大を狙うか、縮小を狙うかで、作るポジションが正反対になります。
このサヤ取りのメリットは、大きく3つあります。
- 周囲の雰囲気に呑まれにくく冷静な売買判断ができる。
- 拡大縮小の流れがつかめてくれると収支が安定する。
- 日中株価を見ている必要がないため、忙しくても実践可能
売買には、この後にお見せする「場帳(バチョウ)」という売買道具を使います。
岡三証券が提供するサヤチャートも似たようなタイミングでシグナルが出るので、参考指標として使っています。
NYダウー日経225サヤ取り ここまでの成績
- 運用原資:7,797,081円
- 2020年運用元金 8,353,476円
年度 |
損益額 |
累計損益額 |
---|---|---|
2017年 |
1,202,919円 |
1,202,919円 |
2018年 |
819,128円 |
2,022,047円 |
2019年 |
-1,465,652円 |
556,395円 |
2020年 |
1,631,260円 |
2,187,655円 |
2020年は、堅実な運用をお見せしたいと思っています。
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