電光将軍のほうがビシットくる気がする スキャルピングという呼び名についての小意見
スキャルピングという呼び名についての小意見
スキャルピングをしている人を「スキャルパー」と呼ぶということを最近知りました。私はスキャルピングはしないのですが、呼び名がちょっとかっこ悪いような気がするのは年のせいでしょうか?
日本の相場師の呼び方でもっとかっこよいのがあるんですけどねぇ。
一日の中で何度も売買して大きな利益を出す人を昔は電光将軍と呼んでいました
スキャルパーと電光将軍・・・どっちがビシッとくるでしょうね。
電光将軍ってかっこいいような気がするんですけど、やはり年のせいでしょうか(笑)。
電光将軍「亀田介治郎」に学ぶFX
相場は戦争の如し 資金は兵隊の如し いかなる名将も兵隊なくしては戦略の施しようなし
電光将軍で有名だった亀田介治郎の言葉です。資金管理の重要性を説いています。
亀田介治郎は、大阪の堂島で相場をやっていたのですがあまりの相場巧者であったため、堂島の仲買人から嫌われて東京に出てきたとも言われています。
彼の得意技が「ドテン売買」で、売りポジションを買い決済と同時に買いポジションを作りという売買で利益を出していました。
この「ドテン売買」の難しさは、やった事がある方であれば容易にご理解いただけるはずです。
相場運用でも高等技術の一つです。彼の言葉の中には以下のようなものもあります。
相場変動の大本は陰陽の理にあり、陰極まれば陽となり、陽の極は陰の始まり
- 買いポジションをつくり、陽が極まるところまで保有する。
- 陽がきわまれば売り決済をして、同時に売りポジションを作る。
- そして、陰が極まれば買い決済をすると同時に買いポジションを作る。
本の記述の通りであれば、こういう売買をしていたのでしょうね。
凄いなぁ。
ちなみに、電光将軍の手前を「小電光」と呼んでいました。呼び名にもランクというか格があります。