スワップポイント鞘取り管理簿2021年1月21日
毎日少しづつのスワップポイント差利益を積み上げていくスワップポイントサヤ取り、調子が良くなってきています。
2021年1月21日の現在の資金配分と管理簿状況を記事にしました。
2021年1月21日 管理簿
保有ポジションの含み益、30,550円まで増えました。先週から順調に増えてきています。
トルコリラ円のスワップポイントサヤ取りポジションを保有中です。
昨年からポジション持っているんですが、スワップポイントが逆転したりしていたので含み益も増えたり減ったりということが続いていました。
ここ2週間くらいもスワップポイント差が増えたり減ったりはしているものの、スワップポイント逆転現象までは起きなくなりつつあります。
やっと、少し落ち着いてきた感じですね。
落ち着いてはきたものの、自分なりの安全基準を守ってやっています。
トルコリラ円サヤ取り 現在の資金配分
スワップポイントサヤ取りは、スワップポイント差を利益に変えていく運用法です。
2つの口座で買いポジションと売りポジションを両建てすることで、スワップポイント差部分のみを利益とすることができます。
同じ通貨ペアで買いポジションと売りポジションの両建てをするので、為替が動いても含み損が大きくなり続けるようなことは起きにくく相場観をもたずにできます。
そして、スワップポイント差が開いている状態であれば、両建てポジションを維持する限り利益が積み上がっていきます。
現在の資金配分はこうしています。
- 1万通貨の必要証拠金:約5千円
- 1万通貨買いポジション口座入金額:5万円(約4.5円の下落に対応)
- 1万通貨売りポジション口座入金額:3万円(約2.5円の上昇に対応)
- 予備資金 2万円(銀行で待機)
1万通貨の両建て,に約10万円の資金を割り当てています。
10万通貨両建てであれば100万円・100万通貨両建てであれば1000万円の資金を用意する形でやっています。
「そんなに要らないだろ!」と感じている方、多いかもしれません。
でも、私はこれくらいで調度良いかなと思っています。
十分すぎる余裕資金を持たせる理由
この資金配分は、いつ起きるかわからないフラッシュクラッシュを意識しています。
フラッシュクラッシュは、短時間で急激に値が動く現象のことです。
参考記事:トルコリラ円のフラッシュクラッシュ現象
2019年8月の記事で、それ以降はこれだけ派手な値動きは起きてはいません。
これ、本当に怖いんですよね。
この運用法の一番のリスクです。
- 急激に下落した後、急激に上昇、この乱高下の所要時間数十分程度
- 入金も間に合わないくらいの短時間で乱高下することがある
- スプレッドも大きく拡大(50銭以上ということもある)
- 逆指値いれても思い切りスベルまたは無視
- 約定拒否も起こる
- 買いポジションはロスカット・売りポジションは約定拒否で利益確定できないまま為替レートが上昇して元に戻ることが起こりうる
これに巻き込まれてしまったら相当な損失になります。
当時のトルコリラ円は18円台、それが一気に16円スレスレまで落ちていって戻ってきています。
これだけみれば、3円も余裕持たせれば大丈夫な気もするのですが、これ以上の値動きが将来起きないという保障なんてありません。
今後のことを考えれば、これ以上のことが起きることも想定しておくべきだろうと思っています。
トルコリラ円の現在レートは14円前後ですので、5円下落というのは9円まで一気に落ちていくってことです。
そんな事起きるはずがないという気はするのですが、この世界では何事も絶対はありません。
現状4.5円下落に対応できて、将来トルコリラ円が下がるようであれば、更に2円相当分の予備資金をいれられるようにしておく。ここまでやって、強制ロスカットとなったら、素直にこの運用法から撤退するというつもりで設定しています。
私としては、そういう覚悟の基準です。
基準は人それぞれなので強制はできませんが、この運用法で「高い利益率を目指す」なんてのは、絶対やめた方が良いです。
私は、「余裕証拠金が1円でも利益を生み出してくれれば良い」という気持ちでやっています。
ここでの利益はほどほどいいんです。主力運用法で稼いでいく方針です。