+125万円利益確定 ここからの戦略
FXポジションの半分を利益確定しています。
ここでの利益確保部分は、下げ相場になった時に新規買いポジションを作るときに使う方針です。
- 米ドルが高金利時期を活用した運用
- リスクは、初期はスワップ投資と同等ですが、長期になるにつれ低くなっていきます
- リターンは、相場変動次第で大きくなる可能性がある
- スワップポイント想定利回り年間23%前後(2023年4月時点)
- FXポジション:基本的にスワップポイント蓄積に専念する
- FXオプション@:コール売りで利益上乗せ狙う
- FXオプションA:下げ相場ではプット買い・上げ相場ではコール買いで利益上乗せ狙う
運用資金600万円で月10〜15万円の資産増(確定利益+スワップポイント)を目指して運用しています。
米ドル円スワップ投資の特長
2023年5月31日時点の運用成績推移
*FXオプション含み損益は、計算をわかりやすくするため、単純に権利行使価格との差額で算出しています。もしも中途解約した場合は時間的価値が考慮されるため金額が違ってきます。
確定損益が1,761,570円、含み損益込の損益が2,031,570円です。
2日前と比べると、確定損益部分が100万円くらい増加しているのに対して、含み損益込の損益はほとんど変化がないという状況となっています。
これは、FXポジションで「利益確定⇒買いなおし」という売買をしているためです。
140.465円で決済して140.345円で買いなおししています。
損益が約125万円出ているのですが、この中にはスワップポイントが約24万円入っています。
このため、確定損益部分は125万円−24万円=101万円(約100万円)で含み損益込の損益としては変動なしとなったという訳です。
今の状態は、上げ下げのどちらでも含み損・含み益ともに大きくは動かないFXの完全両建てに近くなっています。
完全両建てと違うのは、毎日のスワップポイント分は純粋に資産増加に寄与するということ。
完全両建てであれば、買いポジションでスワップ受取があっても、売りポジションのマイナススワップで相殺されてしまいますよね。
FX+オプションでの両建てでは売りポジションのマイナスワップが発生しないので、買いポジションのスワップ受取分が増える形になります。
このデメリットは、大きな下げ相場となったときです。
今のポジションでいけば、136円を割るくらいまで下げるようであれば、全体の趣旨が悪化していくことになります。
どんな良さそうな運用法でも、メリット・デメリットがあります。
その辺をきっちり理解して使っていけば、FXオプションというのはとても便利な武器です。
ここからも、この恩恵を活用していくつもりです。
米ドル円 スワップ投資について
1月より実験的に続けてきたのですが、うまくやっていけそうなので運用公開させていただきます。
以下の趣旨で行っています。
- 米ドル円買いポジションをFX口座で保有してスワップポイントを貯め続ける。
- その後、FXオプションを活用しながらリスクを上げずに利益の上乗せを図っていく。
使う口座は、2口座です。
- FX:岡三証券 くりっく365
- FXオプション:サクソバンク証券
オプションの使い方解説
ここでのFXオプションは、それぞれ以下のような目的で使います。
性質:「上げ相場で損失・下げ相場で利益」「利益限定・損失限定なし」
ポジションを作った時に受け取るプレミアム代金は利益となります。
一方、決済または期日にプレミアム支払いが発生した場合は、その分は損失になります。。
FX買いポジションと対になる形で仕掛けています。
カバードコール戦略と呼ばれる方法で、FXポジションでスワップポイントを貯めながら、コール売りでのプレミアム受取で利益上乗せをするために使います。
性質:「上げ相場で利益・下げ相場で損失」「利益限定なし・損失限定」
コ−ル売りで受け取ったプレミアム代金の範囲内でコール買いを仕掛けています。
「FX+コール売り」の形は、上げ相場となると利益が限定されることになります。
これにコール買いを入れることで、上げ相場では、コール買いが利益を追いかけてくれる形になります。
仮に下げ相場となっても、コール買いが損失を膨らませることはないので、リスクも限定されて大損となることはありません。
FXオプション口座はここ使っています。
FX口座は、米ドル円スワップポイントが高水準となることが多いくりっく365口座を使っています。