くりっく株365サヤ取り 縮小期の儲け方
くりつく株365の「縮小期に儲ける仕掛け方」あるいは「拡大期に儲ける仕掛け方」を具体的に書いて欲しいという要望を頂きました。そこで今回は「サヤが縮小期」に利益を出す方法をまとめてみました。現在、調度縮小期なのでこういう仕掛けを入れておけば利益が出せたというものになります。
サヤ縮小中 27日以降に仕掛け予定
くりっく株365サヤ取り場帖値推移
月日 |
NYダウ |
日経225 |
価格差(サヤ) |
---|---|---|---|
9月15日 |
22294 |
19980 |
2314 |
9月18日 |
22359 |
20105 |
2254 |
9月19日 |
22395 |
20281 |
2114 |
9月20日 |
22441 |
20417 |
2024 |
9月21日 |
22404 |
20308 |
2016 |
9月22日 |
22391 |
20346 |
2045 |
ここ1週間くらいの日経225−NYダウのサヤの動きです。2314⇒2016までサヤが縮小しているのが確認できます。場帖をみるとこの傾向は、9月前半から続いています。
一時サヤは最大2500以上という時期もあったのですが、それが500以上縮小しているという状況です。
くりっく株365サヤ取りでこの縮小を取るには、「NYダウ売りー日経225買い」という両建てポジションを取ります。
サヤ取りに慣れていないとこう書いても、なんのことかわからないかもしれません。上記場帖に具体的にポジションを入れてみましょう。
例えば、9月15日に「NYダウ売りー日経225買い」の両建てポジションを作ったとするとこうなります。枚数は1枚とします。
- NYダウ 22294売りポジション
- 日経225 19980買いポジション
この両建てポジションを9月22日に終値で決済したとして収支計算をします。
- NYダウ22294⇒22391買い決済:ー97 1枚でー9,700円損失
- 日経225 19980⇒20346売り決済:+366 1枚で36,600円利益
- 合計損益:9700+36600=26,900円利益
この計算式では、手数料・配当相当額は考慮していません。
1枚の両建てで26,900円利益ですので、10枚の両建てポジションであれば269,000円の利益がだせたことになります。
無論、両建てポジションを反対の「日経225売りーNYダウ買い」としていれば反対に同額の損失になります。
上記の収支をみていただくと、NYダウも日経225も上昇しています。NYダウが上昇しそうだといった予想は当たってもハズれてもサヤ取りの収支にはあまり関係がありません。。
サヤの売買で大切なのは、あくまで「日経225とNYダウの価格差(サヤ)が拡大するか縮小するか」というところになります。
私は、この辺を毎日値を記入した場帖で管理しています。
現在、サヤは縮小時期です。
私はこういう時期に「拡大に向けた仕掛け」をしていきます。具体的には「日経225売りーNYダウ買い」という仕掛けです。このパターンの仕掛けは、最初は含み損からスタートすることが多いです。
比較的長期間ポジションを保有しているうちにサヤが拡大期に入り利益になってくるという感じです。
サヤは縮小し続けることも拡大し続けることもありません。ある程度縮小すれば拡大期に入るのがいつもの変動パターンです。
ただ、仕掛けは早くても9月27日以降です。
その理由は、日経225で、明日26日に大きな配当相当額発生が予定されているからです。
この配当相当額は、買いポジションでは受取なのですが売りポジションでは支払となります。私は、日経225は売りポジションで攻める予定のため配当相当額発生直前での仕掛けはできるだけやらないようにしています。
今のところ、今年のくりっく株365 サヤ取りは順調です。この流れを繋げられるといいんですけどね。