カバードコール第二弾設定の背景と手順
昨日、米ドル円急落に合わせてカバードコールの第二弾ポジションを入れています。
ポジションを入れた背景、とその内容をご紹介します。
私のループイフンダン運用の特長
- 運用通貨:米ドル円のみのシプル運用
- 最大レバレッジ4倍以内(200万円での最大ポジション7万通貨)
- ループイフダン仕掛けは分割
- 手動売買も時折使用
- 有効な局面ではFXオプションも活用(カバードコールのみ)
- 運用開始時資金200万円(最低運用資金10万目安)
- オプションも使う場合の最低資金目安は40万円
この運用をご覧になるのが始めての方は、「【最初に】運用方針と考え方」からお読みになることをおすすめいたします。
7月8日 ループイフダン最大本数到達
昨日自動売買停止したループイフダンポジションです。
最大本数10本で設定してあったのですが、米ドル円下落によって10本まで買いポジションがたっています。
買い平均値は一番右側に記載のある「110.902円」です。
私のループイフダン運用は、こういう急落期に大きなポジションを持たないように、予め売買本数を10本と少な目にしています。
そして、10本になったら、自動売買を止めしまうのです。
これで相場急落でポジション急増+含み損急増という気分の悪い事態は防げます。
後は、スワップポイントを貯めながら米ドル円相場が回復してくるのを待つ「スワップ放置ポジション」という扱いとなります。
ループイフダンは、スワップポイントも高水準ですので、こういう運用が有効になります。
このまま放置ポジションでも良いのですが、これだけでは勿体ない。
もう一工夫ということで、FXオプションを使って「コールオプション売り」を仕掛けています。
「買いポジション+コールオプション売り」で、オプションの教科書に乗っている「カバードコール戦略」の形にしています。
これによって、更なる利益の上乗せが可能になります。
今回は、その第二弾となります。
カバードコール設定手順
やる作業は以下の通りになります。
- ループイフダン自動売買停止
- 保有ポジションの指値注文取消
- コールオプション売り設定
昨日もこの手順に従い、自動売買を停止してから指値注文を取り消しました。
その後に、FXオプション口座にログインして、コールオプション売りの作成をしています。
この画面、内容が読みにくいんですよね。
以下の内容で仕掛けています。
- 作成日:2021年7月8日
- FXオプション内容:米ドル円 コールオプション売り
- 作成時点の米ドル円:110.180円
- 権利行使価格:111.50円
- 権利行使期日:2021年12月22日
- 売買数量1万通貨
- プレミアム:1.024
- 利益上限:1.070×1万通貨=10,700円
- 損益分岐点目安:111.50+1.070=112.570円
コールオプション売りは、「下げ相場で利益・上げ相場で損失」で「損失限定なし・利益限定」で「利益を出しやすい」という性質を持ちます。
このポジションは、10,700円で利益上限ではあるものの、損益分岐点は112.570円です。
ポジションを作ったときの米ドル円レートが110.180円ですので、そこから損益分岐点112.570円まで2円39銭以上上昇しない限り、利益を確保できる内容です。
今回上乗せとなった利益は10,700円です。ポジションを作ったときに受取済みです。
コールオプション売りは、サクソバンク証券を使っています。
ループイフダン運用成績
月別損益
- 運用資金:200万円
- 運用開始年月:2021年4月1日
年月 | 今月利益 | 今年度利益 | 利益率 |
---|---|---|---|
2021年4月 | 16,418円 | 16,418円 | 0.74% |
2021年5月 | 7,073円 | 23,491円 | 1.15% |
2021年6月 | 8,295円 | 31,786円 | 1.52% |
2021年7月 | 11,983円 | 43,769円 | 2.19% |
ループイフダン+FXオプションで利益上乗せ検証
FXオプションを使ったことが、本当に利益上乗せに貢献しているかどうかを検証するための記録です。
年 | ループイフダン | FXオプション | 合計利益 |
---|---|---|---|
2021年 | 22,829円 | 20,940円 | 43,769円 |
リピートでループイフダンを選んだ理由
一通りのリピート系自動売買を試して、ループイフダンに戻ってきました。
ループイフダンを選んだ理由は3つあります。
- 追尾型であること
- スワップポイント受取が高目であること
- スプレツド+手数料負担が軽い事
これらの特徴より、私の「米ドル円買い」を中心のリピート系自動売買に最も合うと感じています。
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