「TickFlow」「TickTrader」で相場の強弱を掴むTradableFX
マネックス証券さんが始めた「Tradable」というFX口座を新規開設しました。「Tradable」は、アプリをインストールしていくことで取引システムが進化してくという仕組みになっています。でも、こう書いても意味がわからないと思います。
今回は、私がスワップポイントサヤ取りでポジションを作る際の参考指標としても使っているアプリです。相場の強弱を掴むんお使える「TickFlow」「TickTrader」の利用法をまとめました。
スワップポイントサヤ取りでポジション作成に使えるアプリ
スワップポイントサヤ取りは、両建てを利用してで利益を出していく運用法です。私は、この運用法で両建てポジションを作る際には全体の勢いを感じ取りながらやっています。
- 上げの勢いが強ければ、買いポジション→売りポジションの順番で両建てポジション作成
- 下げの勢いが強ければ、売りポジション→買いポジションの順番で両建てポジション作成
この「上げ」「下げ」の勢いを掴むのは文章で書くほど簡単ではありません。でも、「Tradable」のアプリを利用することで、掴み易くなります。その手順をご紹介します。
まずは、「Tradable」口座開設をします。マネックス証券に口座をお持ちの方は本人確認書類などは不要でできます。私もすでに口座を保有しているので、簡単な入力作業だけで翌日開設できました。開設後は入金となりますが、入金なしでも「Tradable」のシステムは利用可能となります。
「Tradable」口座開設完了後にまずすべきは、アプリ購入(私が使っているのは無料アプリのみ)です。アプリ購入の仕組みはスマートフォンなどのアプリ購入と仕組みが似ています。「Tradable」のためのApp Storeがあり、そこで購入→ダウンロードすることになります。
「App Store」は以下のようになっています。
アプリの説明などは日本語となっているので言葉の心配はいりません。この中から気になるものを購入していきます。10ドルなどと表示されているのは有料アプリです。私は今のところ無料アプリだけを利用しています。今回使用する「TickFlow」「TickTrader」も無料アプリですので、ご安心ください。
「TickTrader」は、アプリ説明文ではこう説明されています。
「Tick Flow」は、各通貨ペアのティックごとの動きを視覚化するアプリです。ティックが上昇した場合青色のバーが表示され、下落した場合は赤色のバーが表示されます。
そしてその通貨がよく動いているときはメーターが激しく動くので、上昇・下落にどれくらいの勢いがあるのかを一目でつかむことができます。
スワップポイントサヤ取りで使う際には、ティックが売りか買いに偏って勢いがでたところをポジション作成のタイミングとしています。
「Tick Trader」は、ティックのトレンドを見ながら注文ができるアプリです。
アスク(売値)とビッド(買値)のトレンドがチャート状に表示されるので、直近の動向を把握しながら注文することができます。
単純な折れ線グラフですので、短期的な傾向がわかりやすいです。
スワップポイントサヤ取りでは、上げ傾向か下げ傾向かを掴むのに使えます。上げ方向であれば基本的に「最初に買いポジション作成」から始めるという感じです。
「Tradable」では、ダウンロードしたアプリを画面上に自由に配置できます。管理画面も何枚も作れるので「Tradable」はトレード用の管理ツールとしても優れています。
この画面では、「TickTrader」を大きく配置して、左側に「TickFlow」を配置しています。左側の「TickFlow」の動きでどの通貨に人気が集まっているのかや、売買予定通貨の上げ下げの勢いを確認しつつ、「TickTrader」で方向性もみていくという感じで使っています。
この画面から注文も出すことができます。
「Tradable」は、ほかにも面白い無料アプリがあります。使えそうなアプリがあれば今後も記事にまとめていく予定です。「Tradable」は、アプリ形式のためこれから様々なアプリが登場してくる可能性もあります。新感覚のFXというのが「Tradable」の宣伝文句ですが、アプリによってシステムが進化していくという仕組みはその名に恥じないものと感じています。