2017年3月 DMMFXスワップポイント動向分析
DMMFXの売買比率定期分析です。各種スワップ系運用法で重要な口座でもあるので、今後のスワップポイント動向の参考資料として作成しています。
DMMFX売買比率 2月からの変化
注文比率 |
人数比率 |
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左が注文比率・右が人数比率です。一番注目しているのが南アフリカランド円(ZARJPY)です。前回記事:DMMFX注文比率・人数比率 2017年2月状況と比べていくと傾向が見えてくるのではないかと思っています。
DMMFXは、スワップポイントサヤ取り(異業者両建)では外せない口座の一つです。
南アフリカランド円などでは、かなりの好条件となるスワップポイントを提示してくれます。ただ、近年の両建て人気の影響もあってかスワップポイント急変動も起きやすくなっているという現実もあります。
仮説として、スワップポイント急変動が起きる前段階では相当のポジションの偏りがあると想定されます。注文比率・人数比率の傾向をみながら対応していけば落ち着いた売買ができるかもしれないと思っています。
今回と前回をみてみると南アフリカランド円注文比率は前回売り27%⇒今回22%と下がっています。しかしながら、人数比率は前回20%台だったものが今回は36%とかなり上昇してきています(前回は人数比率の画像はとっていませんでした。20%の数値は私の記憶です)。この比率をみる限り、南アフリカランド円の売りポジションを仕掛けている投資家は増加中と推測されます。
この状況下から南アフリカランド円の売りポジション増は要注意という気がします。現状の10万通貨130円ではスワップポイント差利益は10万通貨で1日30円くらいです。
南アフリカランド円の広目のスプレッドコストを考慮するとなかなか厳しい状況という気がします。
ここのところのDMMFX日々のスワップポイントは、全体的に落ち着いています。
現段階は、スワップポイントサヤ取り(異業者両建)にこだわりすぎないようにしています。
DMMFXは、Ask-Bidの間に指値注文を入れられる優れた特徴も持っています。このお蔭で指値注文もスンナリ入ることが多いです。当面は、業界最狭水準のスプレッツドとともに、単純な売買で使っていく予定です。
じっくり待てば、チャャンスは必ず到来します。傾向と分析を続けて、仕掛けていきます。