DMMFX注文比率・人数比率 2017年2月状況
DMMFXでは、通貨ペア別の注文比率・人数比率の確認が簡単にできます。無料取引ツール「DMMFX ADVANCE」で標準搭載されている機能だからです。この機能を活用することで、スワップポイントサヤ取り(異業者両建)ポジション保有時のスワップポイント変動の参考資料などに使えるかもしれません。
スワップポイント急変の兆候を掴めるかもしれません
2017年2月28日朝時点の通貨ペア別注文比率です。通貨ペアごとに「買いが優勢なのか」「売りが優勢なのか」の確認ができます。
人数比率の視点でも見れます。
この指標は、以下の特徴があります。
- 注文比率:その時点での未約定の注文の比率
- 人数比率:その時点での注文者数の比率
- 5分おきに更新される。
誤解しやすいのですが、未決済ポジション状況ではありません。
あくまで、注文比率・人数比率ということになります。
それでも、DMMFX口座の投資家動向をみる参考資料にできるかもしれません。
DMMFXは、スワップポイントサヤ取り(異業者両建)ではお馴染の口座です。円絡みでは売りポジション用口座としてよく使われています。
ただ、定期的にスワップポイント変動が起きます。現在も南アフリカランド円で10円⇒13円に上昇しており、過去の例からいくと更なる上昇もありそうな感じになっています。
今回の指標を定期的にチェックしていくことで、スワップポイント変動の兆候をつかむのに使えるかもしれません。
興味深いのは、この指標は5分おきに更新されるようなのですがあまり変化がないというところです。これを定期的にチェックしていくことで、一定期間の投資家動向の方向性をみることができる可能性を秘めています。
そして、スワップポイント変動期にはバランスが大きく崩れるのも確認しています。数か月前にDMMFXの南アフリカランド円スワップポイントが16円以上に大きく変動した時期があります。その前にこの比率を確認したことがあるのですが、南アフリカランド円の注文比率は売りが買いを上回っていたのです。
こういう傾向は、他の通貨ペアでもあると思われます。
スワップポイント変動は、売りポジションと買いポジションのバランスが大きく崩れたときに起こりやすい傾向があります。条件の良いスワップポイント目当てにポジションが集中するため、市場全体のポジションバランスとは大きな差がでてしまうからです。
この推測が合っていて現在が常時に近いと仮定すれば、ここから売りポジション・買いポジションのどちらかが急増するような時には警戒すべきということになります。
スワップポイントサヤ取り(異業者両建)をされる方には、この急変動の兆候を見つけられるというのはかなりのメリットがあります。
いかに魅力的な組み合わせを見つけても既にポジションが集中してバランスが崩れているような時には、スワップポイントサヤ取りポジションを作ってもそれほど稼げそうにないということが推測できるからです。今後もこの指標を定期チェックしながらより実戦的な活用法を探っていくつもりです。
DMMFXさんは、今年も主力口座の一つとして活躍してくれています。