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CFD取引メモ機能 「自己攻略」という使い方

投資戦略上、価格変動と自分自身の精神状態の変化を把握することをここでは「自己攻略」と呼びます。孫氏の「己を知る」という意味とも重なるのですが、自分の思考パターンを把握して対策をうつことで投資運用の成績が向上します。そのために有効に使える機能が「メモ機能」です。GMOクリック証券CFD取引で提供されていて簡単なものなのですが、私のメモをもとに使い方の一端を紹介させていただきます。

コーン相場見通しとCFD取引メモ機能

CFD取引 メモ機能 使い方 1

 

まず最初に運用状況です。6月23日にコーン売り30枚を仕掛けてそのまま下がるのを待っています。2週ほど前からやっと崩れだしてきたところです。

 

ただ、まだ本格的な下げまではいきません。

 

一般的には上がりやすい天候相場はもう終了なのですが、米国の猛暑や少雨傾向が続いているため、折に触れて買い戻しが入って上がるという展開が続いています。

 

追い打ちの売りを仕掛けたいという気持ちもあるのですが、そこは抑えています。こういう展開は、「下げ確定」と思っていたのにいつの間にか「爆上げ転換」ということも有り得ます。

 

最悪の状況を考慮すれば、当初方針どおりに今年はこの30枚売りポジションをしっかりと仕上げていくことで満足しておくべきなのだと思っています。

 

CFD取引で提供されているコーン関連ニュースでは当面の天候と相場の影響について以下のようにまとめています。

 

  • 米国コーンベルト西部は、乾燥した天気が広がったが、気温は平年並から平年を下回る程度まで下落した。火曜日は一部地域でまとまった雨が降る以外、概ね乾燥した天気が広がるが、水曜日には雷雨を含め、全体的に雨が降るもよう。木曜日には雨脚が弱まり、金曜日から週明け月曜日にかけては時折のシャワー性の雨が降るものの、ほとんど乾燥した天気になることが見込まれている。
  • 気温は火曜日には平年を大幅に上回る水準まで上昇した後、水曜日には暑さはやや和らぎ、木曜日から金曜日には平年並〜平年をやや下回る程度まで低下する見通し。その後、土曜日から週明け月曜日までは平年並〜平年をやや上回る程度になると見られる。
  • 米国コーンベルト東部では概ね乾燥した天気が広がった。気温は平年並から平年をやや下回る程度となっている。火曜日に乾燥した天候が広がった後は、水曜日から雨が降り始め、木曜日にはまとまった雨量を伴う雨が降る見通し。その後、金曜日から土曜日にかけては乾燥した天気が広がるが、日曜日から週明け月曜日にかけてはシャワー性の雨が見込まれるものの、おおむね乾燥した天気になると見られる。
  • 気温は火曜日は地域により差があるが、水曜日には全体的に平年を上回る水準まで上昇。その後、木曜日には再び地域によって差が生じるが、金曜日から週明け月曜日にかけては平年以下まで低下すると予測されている。

 

コーンは、全体をみれば「下げ」要因満載です。在庫も積み上がり、天気も異常気象というほどではなく作柄の悪化も想定内というところだからです。

 

あとは「まとまった雨」さえ降れば、相場も崩れだすのですがそのまとまった雨がなかなか降りません。

 

私は売りポジションで攻めていますが、最終的に利益を勝ち取れるかはまだまだわからない状況です。今後も油断せずにサヤすべり取りでの日々の作業を続けていきます。

 

 

メモ機能の使い方 参考例

 

GMOクリック証券CFD取引には、気づいたことをメモとして残しておけるメモ機能があります。この機能、是非とも「株式」や「FX]口座でも採用して欲しいです。私は、自分の心理変化などを見る参考資料として役立てています。

 

参考までに、今回のコーン売買でのメモの一部をご覧ください。先程のコーン日足のグラフと併せてみて頂けると、私の長所と短所あるいは未熟な部分が見えてきます。

 

CFD取引 メモ機能 使い方 2

今回のコーン相場、最初は「買い」での参戦でした。

 

ちょっと買って儲かったら売りに転換という方針で、売り転換したのが6月の前半です。

 

でも、すぐには売りませんでした。やっと踏ん切りがついて売ったのが6月23日です。

 

上のグラフ画像をご覧ください。6月末を目先の底にして大きく上げていますね。

 

そうなんです。6月前半に「売り」と判断していたにもかかわらず売りはじめるのを遅らせていたがために底近辺で売るという愚を犯しています。

 

7月7日のメモで上げの勢いが止まったとは感じているものの、強制ロスカットも覚悟せざるを得ない状況になっていました。

 

実際、この辺が天井になったので強制ロスカットは免れています。

 

この後、コーン相場のしぶとさにも直面しています。7月14日時点で「もう崩れそうだ」と感じてはいるのですが、なかなか崩れずに現在に至っています。

 

これらメモと実際の値動きグラフを照合していくといろいろと見えてくるものがあります。

 

  • 相場の見通しは概ね合っている。
  • 見通しと売買の仕掛けがチグハグ
  • コーン相場の値動きが案外しぶとい

 

日々記入している場帖・グラフから感じているものに大きなズレはないようです。

 

ただ、売買がそれに追いついていない訳です。コーン売買は今年から始めたので、値動きにまだ馴れていないのはしょうがないところです。でも、メモ機能を使うことで「どこが合っていないのか」を見つけていくことが出来ます。

 

このメモ機能をうまく活用していくことで、自分のことをよく知ることもできます。

 

自分のことを良く知っておくことは「利益を伸ばす」うえで非常に重要なポイントとなります。

 

例えば「もっと上げると思っているのに決済」という行動を取り気味な方が、「なぜ決済したのか」「それまでの値動きなど背景はどうだったのか」を分析しておけば次に活かせるからです。

 

でも、こういう有益な機能がなぜ株式・FXにはついでいないんでしょうね?

 

勿体ないですね。

 

CFD取引同様に、他の口座でも「メモ機能」を搭載してくれると今回同様に「南アフリカランド円分析」や「ポーランドズロチ円分析」などにも使えます。今後の機能拡大時に是非検討して欲しい部分です。

 

メモ機能で自己分析を続けながら、運用技術を磨いていきます。

 

GMOクリック証券CFD取引に私が魅了される理由

2017/07/26


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