GMOクリック原油 5000円で勝負というのも面白そう
いずれ始まるであろう米国利上げを想定したときに「一体どれがより堅実に利益を得られるだろうか」を検証しています。有力候補の一つが「GMOクリックCFD 原油」です。1枚数千円でポジションが持てるので5000円くらいで勝負というのも面白いかなと思っています。
GMOクリック原油 価格調整金だけで必要証拠金が4倍
GMOクリック証券CFD取引での原油月足です。相当下げてきましたね。現在40ドル前半で推移しています。これだけみると相当下げてきているので、逆に買いたくなるかもしれませんね。
でもですね。過去の米国利上げ局面を振替えると、それが商品相場下落の発端となったことがあるのです。米国の利上げが実施されたとしても、1回程度であれば市場への影響は軽微です。しかしながら、それが数回となると各方面にその影響が出てきます。
私が、ずっと記入しているコーヒー先物グラフでも米国利上げが何度か実施された時期には、大きく値を下げています。なので、米国利上げ対策として「商品売り」を仕掛けておくのは有効な一手でもあります。
とはいえ、大胆な売りは怖くて仕掛けられません。欲にかられて慣れないことに大金を投下するとロクなことがありません。余裕のある範囲で、失敗しても損失を限定できる形での勝負が望ましいところです。
幸い、GMOクリッツク証券のCFD取引では数千円で商品系ポジションを保有することができます。
その中で狙っているのが「原油」です。気長に売れる環境ができています。
現在GMOクリック証券の原油は、1枚2,654円でポジションを持つことができます。この1枚のポジションで発生している過去1年間の価格調整金が以下のようになっています。
2014年11月以降、売りでプラスの価格調整金が発生しているのが確認できます。これは、1枚売りポジションを保有していればうけとれた調整金額です。2014年11月〜2015年10月まではずっと売りポジションで価格調整金が発生していてその合計は+9458円となっています。
証拠金が2,654円ですので、その約4倍の価格調整金が発生していることになりますね。ちなみに、売りポジションで価格調整金が得続けられる可能性は、当面継続しそうです。今後も継続しそうかどうかはWTI先物相場をチェックするとわかります。
JAN16は2016年1月の意味です。JAN16よりもFEB16の方が値が高いですよね。これを先物用語で順ザヤと呼びます。順ザヤになっているときは、CFD取引では売りポジションで価格調整金が頂けます。
米国金利上昇によって商品相場下落の予想をしているのであれば、原油売りを仕掛けておくことで下落による利益+価格調整金利益の両方を得られます。
ただ、予想に反して原油上昇ということも想定しておく必要があります。ただ、いつまでも含み損を抱え続ける恐れはありません。GMOクリック証券CFD取引では、ロスカットの設定は必須となっているので、最初から「損失の限度」を決めてロスカットレート設定をしておきます。そして、そのレートは絶対に変えてはいけません。私であれば1枚5000円くらいの範囲で勝負するだろうと思います。
仮に1枚5000円くらいで勝負したとして、価格調整金だけで今の調子で発生したとすれば1年で5000円の2倍の1万円前後発生します。そして、想定通りに下落すればこれに運用利益が加わります。取らぬ狸の皮算用ですが、案外割の良い勝負かなという気がしています。GMOクリック証券CFD取引は、FX口座をお持ちの方はボタン操作だけで開設できます。