待つだけで利益が大きく増やせるかもしれない局面
2020年12月2日、ナスダック鞘取り保有ポジションの利益が増加中です。
場帳状況と併せながら、どんなタイミングで利益確定していくのかを記事にしました。
ナスダック鞘取りについて
- 米国経済の新興企業と老舗巨大企業の相対的衰退の流れを利益に変えていく鞘取りです。
- 1枚のポジションを持つのに必要な資金は約40万円です。
- 上げでも下げてもナスダック100がNYダウよりもパフォーマンスが良ければ利益になります。
- 上げ相場:NYダウ上昇率よりもナスダック100の上昇率が高ければ利益
- 下げ相場:NYダウ下落失よりもナスダック100の下落率が低ければ利益
- 米国市場の両建てなので、単純にナスダック100買いをするよりもリスク低目です。
場帳状況 ナスダック鞘取り2020年12月2日
緩やかな変動が続いています。
月日 |
ナスダック100 |
NYダウ |
価格差(サヤ) |
---|---|---|---|
11月23日 |
11912 |
29549 |
92 |
11月24日 |
12078 |
30010 |
74 |
11月25日 |
12170 |
29846 |
231 |
11月26日 |
12153 |
29772 |
244 |
11月27日 |
12269 |
29889 |
313 |
11月30日 |
12296 |
29646 |
437 |
12月1日 |
12463 |
29751 |
562 |
- サヤ計算式:ナスダック100−(NYダウ×0.4)・・小数点以下切り捨て
- NYダウとナスダック100はもともとの値に開きがあるので、その差を調整するためNYダウの0.4を掛けてサヤ計算しています。
サヤが大きく拡大中です。
保有ポジションの含み益も大分増えてきています。
利益確定で狙っているところ
画像右上が現在の含み益で、524,113円となっています。
ここで決済すればこの利益を得られるのですが、決済はもうちょっと待ちます。
頭と尻尾はくれてやる
なぜ決済しないかというと、「まだ利益増加が続くかもしれないから」です。
「最も大きな利益が取れるところ」というのは、後にならないとわかりません。
今日かもしれませんし、明日かもしれない、もしかすると来週かもしれません。
なので、今日の利益確定にはこだわらずに「利益拡大が止まったかな」というところまで待ってから決済するようにしています。
現在のように利益が急拡大している時というのは、予想もできなところまで増えていくこともあるからです。
ここは、待つだけで想定外の大きな利益になるかもしれない局面です。
楽に利益が増やせるかもしれないのに、その可能性を自分から捨ててしまうのは勿体ないですよね。
でも、どこかで必ず止まる。
一旦止まってしまうと、酔いが醒めたあるいは祭りが終わった後のように流れが変わることが多いので、そこを狙って利益確定します。
このやり方は、「最大利益は取れない」という欠点があるものの「最大利益のうち80%くらいは取れる」という長所があります。
相場格言でいうところの「頭と尻尾はくれてやれ」を具現したやり方ともいえます。
いずれにしても、決際するかどうかの判断は「明日」です。多分、ここ数日中に決済することになるでしょう。
出来れば、今よりも少しでも良いので利益が増えたところで決済したいものです。
ちょっとドキドキしながら明日を待ちます。
ナスダック鞘取りについて
上げ相場でも下げ相場でも、ナスダック優位の値動きが続く場合に利益を出していけるのが「ナスダック鞘取り」です。
この運用法は、以下の場合に利益となります。
- 下げ相場:NYダウよりもナスダック100の方が下げ方が小さい
- 上げ相場:NYダウよりもナスダック100の方が上げ方が大きい
- つまり、サヤが拡大すれば利益増となります。
逆にみれば、この流れが変わると「上げ相場」でも「下げ相場」でも損失になるというのが、リスクでもあります。
年間運用状況
- 2020年7月運用開始(損益計算開始月)
- 運用資金1200万円
- ナスダック100 最大ポジション30枚
年度 |
損益額 |
累計損益額 |
---|---|---|
2020年 |
708,011円 |
708,011円 |
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