マネパカード キャッシュバック元手に運用するためのポイント
ゼロからの資産作り、一番最初に始めたのが「マネパカード+マネーパートナーズFXnano」による企画です。
マネパカード買物でキャッシュバック運用
マネパカードは独自色があり優れている点がいくつもあります。
- 還元率がFX口座利用状況に応じて上昇する。
- nano口座は100通貨売買ができるため少額からのFX取引が可能
- 出金して普通に使うことも可能
- 海外旅行でも好レートで買物
- 年会費無料
マネパカードの基本還元率は1%です。でも、ほぼ常時行われているキャンペーンで上乗せされる仕組みで、現在は最大3%の還元率まで可能になっています。
最大還元率となる条件は厳しいので、どなたでもすんなり該当するわけではありません。、
これまでのキャンペーンを振り返ると、普段のFX取引の範囲内でどなたでも無理なく狙えそうなのは還元率2〜2.5%くらいかなという気がします。
FX取引による還元率上乗せ要件は、「FX取引の取引量・取引回数」などのため、FX投資家は還元率を上げやすい内容です。
還元されたキャッシュバック用途は自由です。
そのままカード口座に残しておいて、これからのカード利用にも使えます。出金して普段の買物にも使えます。
そして、マネパカードが本領発揮するのが海外旅行の時です。
海外でマネパカードを使うときは、利用外貨をカード口座にチャージしておく必要があります。この外貨チャージまたは手数料は、他のカードなどでは80銭〜数円かかります。この外貨チャージは、マネーパートナーズのFX口座での外貨両替を使うことで20銭で済ませられます。
チャージ不要な通常のクレジットカードでも、海外で使った場合の外貨両替レートのスプレッド(手数料部分)は、米ドル円で1円以上が普通です。
通貨によっては、2円や3円などということも珍しくないので、20銭で済ませられると手数料をかなり浮かせられることになります。
- 通常の買物では高還元率
- 海外で使う際の両替手数料は圧倒的に有利
これだけでも保有する価値は十分にあります。
さて、良いこと尽くしのようなマネパカードですが、注意すべき部分もあります。
- たまにカード利用ではじかれる。
- 不正利用に弱い。
- FX口座と連携しないと不便なことが多い。
たまにですが、マネパカードの利用がはじかれることがあります。私も二度ほどはじかれて「このカード使えません」と言われたことがありました。
1度はガソリンスタンド、2度目は普通のお店だったと記憶しています。
まだ普及途上なので、こういう現象はやむを得ないところもあるようです。
例えはじかれても皆さんの信用状況に傷がつくものではないので、お気になさらないようにしてください。
もう一つは、「不正利用に弱い」ということです。通常のクレジットカードだと不正利用された場合には、補償される部分もあります。
でも、マネパカードでは不正利用された場合はセキュリティロックをかけたりカード利用停止にするまでに利用されてしまった金額については補償されません。
この部分について、私は以下の対策をとっています。
- 国内にいるとき、海外利用可能額を0円(実質使えない)にする。
- 1回の利用上限も小さめに設定
- 口座に入れておく金額は最大5万円くらいに抑える。
海外利用可能額・国内利用可能額・1回の最大利用可能額の設定はネット上で自分で簡単に変更できます。
ネットなどでカード口座を盗まれる場合、ほとんどが海外で不正利用されます。海外利用可能額を0円としておけば、その被害を防げます。
そして、そもそも使える上限と入金額を絞っておけば不正利用に遭っても大きな被害金額にはならずにすみます。
ただ、最悪の事態の覚悟だけはしています。
私の場合、「最大被害額5万円」が覚悟している金額です。
最後に、「FX口座と連携しないと不便なことが多い」ということです。
率直に申し上げまして、マネパカードの単独保有はおすすめできません。
マネパカードの還元率・入出金手数料や米ドル・ユーロなどをカード口座にチャージするときなど、様々な手続きに影響が出ます。
マネパのFX口座と連携させれば、入出金ともにゼロ円とできます。
これだけでも、FX取引をしないとしても連携させるメリットはあります。
連携をスムーズにやるためにマネパカード保有前にマネーパートナーズのFX口座を開設されるのがおすすめです。
マネパカード+FX口座 私の使い方
マネパカードでのキャッシュバック分を同じマネパグループのパートナーズFXnano口座にて運用しています。
2017年6月に開始、2018年3月時点で22,038円になっています。
2月にこの運用金額としては大きな損きりをしているので、利益率が下がってしまいました。
それでも、キャッシュバツク累計額が19,894円で運用益が2,144円なので10%くらいの利益率にはなっています。
カードのポイントのままであれば、当然のことながら1円も増えません。それが、9ヶ月くらいで10%くらい増えています。
ちなみに、キャッシュバック金を別のFX口座で運用することも可能です。でも、同グループ内で使う方がいろいろとメリットがあります。
- カード口座からFX口座への移動がボタン操作だけで数秒で出来る。
- 資金移動の手数料もかからない。
- パートナーズFXnanoは100通貨からの売買ができるので数十円からポジションが持てる。
- パートナーズFXnano売買分も、カード還元率を決める取引量にカウントされるので、売買すればするほど還元率を上げる効果あり。
うれしいことに、メキシコペソ円でも100通貨売買ができます。
この企画での運用は、かなり気楽にやれています。「元手がゼロ」あるいは「運用資金がまだ少ない」ということもあるのでしょうが、なかなか快適です。