当ページは、アフィリエイト広告を含みます。

南アフリカランド円 特長と攻略の糸口

南アフリカランド円 特長 攻略 2020 3

 

南アフリカランド円は、南アフリカランドと日本円の交換レートを示す通貨ペアです。

 

日本のFX取引の人気通貨ペアの一つでもあります。

 

その特徴とFX売買で利益を出していくための考え方を記事にまとめました。

 

 

南アフリカ共和国とは

 

南アフリカ共和国は、アフリカ大陸最南端に位置する国です。

 

公用語は英語を含む11言語、多様な民族が住んでいます。原油・金などの資源が豊富で民主化により経済発展によりアフリカ最大の経済大国でもあります。

 

病気蔓延・治安の悪さなどいくつもの問題を抱えてはいるものの、アフリカ唯一のG20の加盟国であり、アフリカのなかでは有力な投資先として注目を集める国の一つです。

 

地理的には、東にエスワティニ、モザンビーク、北にジンバブエ、ボツワナ、西にナミビアと国境を接し、レソトを四方から囲んでいます。

 

南アフリカは首都機能をプレトリア(行政府)、ケープタウン(立法府)、ブルームフォンテーン(司法府)の3都市に分散させていて、国を代表する首都はプレトリアと認識されています。

 

治安が悪いということもあり、警察も重装備で対応しています。拳銃やライフルは勿論のこと、手榴弾も所持していることがあります。

 

民間警備会社においても、相当な武装化がされていて日本の警備会社とは比べ物になりません。

 

気候は、南半球ということで日本の逆になります。10月〜3月が夏期・5月〜8月が冬期で、国全体の平均気温は冬が0〜15度、夏が20〜40度という具合です。

 

南アフリカという国名から暑いイメージを想像しがちですが、寒い地域では雪も降ります。

 

南アフリカランド円の特徴

 

南アフリカランド円は、高金利・資源国通貨の代表通貨ペアの一つです。

 

国内に外国からの投資を呼び込みたいという国情から、先進国よりも高金利となる傾向があります。

 

このため、南アフリカランド円買いポジションを保有していれば、毎日高スワップポイントが受け取れます。

 

レバレッジ3倍・レバレッジ5倍などレバレッジを効かせてで買いポジションを保有すれば、スワップポイント受取だけでその年間20%くらいの利益を得ることも可能です。

 

このため、南アフリカランド円で買いポジションを作り、何年も保有し続けるというスワップポイント放置投資と呼ばれる運用をしている投資家が多い傾向があります。

 

ただ、これで実際に利益が得られるかどうかは難しいところもあります。

 

その理由は、過去のチャートをみて頂くとわかります。

 

南アフリカランド円の15年チャートから見えてくること

 

南アフリカランド円 特長 攻略 2020 2

 

2006年頃から2020年までの南アフリカランンド円月足チャートです。

 

全体的に「右肩下がり」のチャートになっているのが確認できると思います。

 

南アフリカランド円は、2006年には17.50円以上だったのですが、2020年には6円台前半まで下げています。

 

下げ方も、短期というわけではなく上げ下げを繰り返しながら長期間下げ傾向が続いているというものです。

 

このため、いかに高金利・高スワップポイントであっても、南アフリカランド円買いポジションを長期間保有するだけで大きな利益を得るというのは、現実的には難しいものと言えます。

 

この値動きは、この15年間が特別に下げたというものではありません。

 

発展途上国・新興国と呼ばれる国でよくみられるパターンです。

 

おそらく、今後もこのパターンは続くとみる方が「南アフリカランド円で利益を出すための有効な戦略」が練れます。

 

南アフリカランド円 売買戦略

 

南アフリカランド円 特長 攻略 2020

 

南アフリカランド円で実際に利益を得るには、「上げたところを売る戦略」が有効です。

 

右肩下がりの値動きを前提とするのであれば、南アフリカランド円は「買い」よりも「売り」または「両建て」を主力で考えると良いです。

 

「売り」で南アフリカランド円攻略

 

先程の画像は、日足RSIで70を超えた時に「南アフリカランド円売り」を入れるというものです。

 

画像中央下のところに薄赤色になっているのが確認できるでしょうか?

 

この辺りで、「売り」を仕掛けて、下げてきたら利益確定をします。

 

攻略の考え方や売買記録などは、下記にてまとめています。

 

南アフリカランド円売買の記録

 

 

2020年3月よりのみんなのFX+みんなのリピート注文運用でも、南アフリカランド円売りを仕掛けています。

 

 

強力な上昇期に注意

 

南アフリカランド円は、長期間でみれば下げ傾向なのですが、「強力な上げの期間」も存在します。

 

しかも、その期間は数年続く傾向があります。

 

売りで攻める場合は、この「強力な上げ期間」には注意せねばなりません。

 

売りポジション保有時に「強力な上げ期間」が到来したと感じたら、一旦損きりをして様子を見るのが良いです。

 

様子を見ていれば、いずれは上げの勢いが失速してくる局面が到来します。

 

その辺をみながら、売り出動していく感じでやっていきます。

 

2020年以降、売りの仕掛けは「みんなのFX+みんなのリピート注文運用」でお見せしていく方針です。

 

 

 

もう一つは、南アフリカランド円のFX業者間のスワップポイント差を利用する方法です。

 

「両建て」で南アフリカランド円攻略

 

南アフリカランド円は、高スワップポイントであると同時にFX業者間のスワップポイント差が大きくなりやすい傾向もあります。

 

それを活用します。

 

  • A社 10万通貨買いスワップポイント 100円
  • B社 10万通貨売りスワップポイント −60円
  • スワップポイント差 40円

 

こういう状況のときに、A社とB社で両建てポジションを作ります。

 

  • A社 買いポジション 10万通貨
  • B社 売りポジション 10万通貨

 

A社とB社を併せると両建てポジションとなるため、大きな為替変動があっても両建てポジション全体では含み損が大きく増加するような事態は防げます。

 

この安定した状態で、毎日スワップポイント差分の利益が増えていくという構造です。

 

毎日の利益は僅かなものですが、長い期間続けて積み上がっていくと大きなものになっていきます。

 

この運用法の考え方や現在の状況は以下にてまとめています。

 

スワップポイント差を活用したスワップポイントサヤ取り現在の状況

 

 

この記事が南アフリカランド円攻略の参考になれば幸いです。


2020/08/07


記事がお気に召しましたら、共有・拡散お願いします。

このエントリーをはてなブックマークに追加   
TOPへ