値動き小さく利益伸ばせる時期に注意すべき事
スワップポイント差利益は現在212,750円、毎日ちょっとづつ増えています。
両建てポジションを維持しておけば、スワップポイント差がある限り利益は増え続けてくれます。
同じ通貨の両建てなので、含み損が急増することもありません。
こういう気楽な局面は、本当に気楽です。
気楽な反面、注意すべきこともあります。
それは「欲張りの虫」です。
スワップポイントサヤ取りポジションは、常に余裕資金を大きく取っているのが正常な姿です。
当然のことながら、両建てポジションを増やせば、毎日の利益も増やせます。
なので、値動きも少ない今のような時期は、「もうちょっとポジションを増やして毎日の利益を増やしたい」という欲張りの虫があでてきがちなのです。
この欲張りの虫の言うがままにポジションを増やすと、将来大変な目に遭う可能性が高くなります。
特に、トルコリラ円のような突発的な急変動の多い通貨ペアでは、昨日まで安泰だったポジションが翌朝には急変動で強制ロスカットになっているようなことも起きます。
こういう気楽な時期こそ、「最悪の状況」を意識して気を引き締めておく必要があります。
油断して余裕資金を減らすような真似をしなければ、余程のことがない限り、突発的な動きに呑まれずに済みます。
完璧はありませんが、この考え方で10年以上続けてきました。
幸い、各社のスワップポイント差には大きな動きがなく、まだまだ利益を出していけそうな環境が続いています。
欲張りの虫に気を付けて、安全第一でいけばまだまだ利益を積み上げていけそうです。