スワップポイントサヤ取り2019年1月
2019年に入り、為替の値動きが大きくなってきています。大きな変動要因もいくつもあります。目先の大きな変動要因として英国EU離脱に向けた諸手続きによる混乱があります。
その激変でもロスカットされないようにするために、資金管理強化の一環として資金を動かしたところです。
1500pipsの値動きに対応 余裕資金増強
本日現在のスワップポイントサヤ取り管理簿です。含み益は145,430円と前回よりも減っています。
この含み益pipsの減少は、2019年の激変に備えて一部ポジションを決済しておいたことによるものです。
この決済によって保有ポジション数は大幅に減り、余裕資金は増えていました。
今回、更に資金を追加入金することで、大きな値動きに対応できるようになります。
現在残っているポジションはユーロドルの両建てです。具体的には、今回の資金増強で1500pipsの変動に耐えられるようになっています。
ユーロドル1万通貨の必要証拠金は、約50000万円です。
これに1500pipsの余裕を持たせているというのは、米ドル円108円として日本円換算で1500×108=162,000円を加えた212,000円を1口座に入金している状況です。
この他に待機させてある予備資金が約5万円ほどあります。
- 1万通貨両建ての資金状況:212,000×2口座+5万円=474,000円
2018年までのユーロドル両建て基準が合計約30万円くらいでした。現状は、その1.5倍の資金になっています。
強制ロスカットされない安全運用にこだわる
ここまでの安全策は不要と思われる方も多いでしょう。
でも、英国離脱が現実化することの変動はまだまだ始まったばかりです。その影響を数値で推し量ることは誰にもできません。
英ポンド関連・ユーロ関連の変動への注意は勿論ですが、安全資産とされる円買いが起きる可能性も否定できません。
1500pipsでもどうなるかはわからないというのが本音です。
臆病者と笑っている方もいるかもしれませんが、私は元来小心者なので「自分で考えられるだけの安全策」を維持していくつもりです。
2018年末くらいより、「このような緩い変動がいつまでも続くはずがない」と思い続けていました。メルマガ・ブログでも何度かそのことは書かせて頂きました。
実際、2019年に入り大きな変動が始まった感があります。
これに合わせて、スワップポイントサヤ取りの考え方も変えていきます。
「利益率は重視しない。安全性を重視していく」
1500pipsの変動に対応できるだけの資金を常時FX口座に入れておけば、利益率は低目になります。でも、そういうことは気にしないでいくことにします。
「1円でも利益になればよい」
そんな気持ちです。FX口座に資金を置いたままポジションも持たなければ、1円も増えません。
それが、FX口座のスワップポイント差を活用して両建てすれば利益が出るようになるので、それで増えればよしとしていこうという考え方です。
この運用法も多くの人が実践するようになりました。それとともに、資金少な目で逆指値を使うタイプなどもでてきています。逆指値を使うタイプは相場激変時に吉と出るか凶とでるかはわかりません。
私は、この運用法でそういう賭けはしません。あくまで「いかなる展開でも強制ロスカットされない安全運用」ができる方法にこだわっていくつもりです。
大きな利益は、他の運用法で狙っていきます。どこまでやれば安全かは運用通貨ペアによっても違ってきます。その辺の考え方は近々まとめさせて頂く予定です。
その時期その時期の考え方などは、これからもブログ記事などでお知らせしていくので、少しでも参考になれば幸いです。