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ランド円1銭の重み 両建て派が留意すべき事

南アフリカランド円スプレッドとスワップポイント比較 2016年最新情報の最新比較を更新しました。数か月前に高スワップポイント通貨を中心に顕著だったスワップポイント変動はほぼ終息してきているようです。スワップポイントサヤ取り(異業者両建)の妙気がこれから高くなってくる時期に入るかもしれません。今回は仕掛けの際に重要な「1銭の重み」についてまとめてみました。

見落としがちなスプレッドコスト

3ヶ月ほど前から南アフリカランド円のスワップポイントサヤ取りによる両建てポジションを保有し続けています。本日現在で含み益は為替差益・スワップポイント累積分合わせて14万円ほどとなっています。スワップポイントが大きく縮小した時期だったのですが、それでも利益が増えているのを確認すると安心します。

 

スワップポイントサヤ取り 

先程の南アフリカランド円スプレッドとスワップポイント比較 2016年最新情報を見ると、10万通貨の両建てでスワップポイント差が70円以上ひらいているのが確認できます。

 

これを期待利益率計算早見表 スワップポイントサヤ取り用資料でみてみると年利12.775%くらい期待できるレベルであることが確認できます。

 

ただ、ご留意頂きたいのが記事タイトルにもした「1銭の重み」です。

 

南アフフリカランド円10万通貨で1銭は、1000円に相当します。

 

仮に10万通貨両建てにして毎日70円スワップポイント差利益が累積していくと想定した場合、約15日ほどの日数がかかります。2口座合わせて7銭のスプレッド差+手数料となれば15日×7銭=105日となり、スプレッド分を抜くのに3か月以上かかる勘定となります。

 

この時期の間にスワップポイント変動が起きる可能性などを考慮して新規仕掛けの検討が必要となります。南アフリカランド円を代表としていますが、他の通貨ペアでも考え方は同じです。新規仕掛けの際は、「この通貨はスプレッド分を埋めるのにどれくらいの日数がかかるか」の計算は必須です。

 

この辺は「そんなの常識」と一笑にふす方も多いのですが、実際の運用では意外に軽視しがちなところなのです。

 

特に、一気にスワップポイントが拡大したときなどは大きなチャンスに焦ってしまうものです。その際に、表向きのスワップポイント差に目を奪われすぎると想定以上の両建てポジションを作ってしまったりすることもあります。この運用法は、チャンスは定期的に訪れます。ゆっくり落ち着いて仕掛ければ失敗もほとんどありません。

 

ゆったり構えてやっていきましょう。

 

スワップポイントサヤ取り(異業者両建)の低リスクなやり方

2016/06/14


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