脱コロナ禍 NYダウー日経225のサヤ場帳状況
脱コロナ禍の動きが世界中ででてきっています。NYダウ・日経225ともに、値動きが活発になってきています。
この状況、サヤがどのように動いているのか、2021年1月27日の場帳状況です。
NYダウー日経225サヤ取りの特徴
- 勝率約90%。2017年からの売買実績
- サヤ取り両建てポジション1枚売買の証拠金目安は40〜50万円(証拠金状況を勘案して決定)
- 特徴@:両建てなのでリスクは一般の裁量トレードより低目
- 特徴A:暴騰・暴落の影響を受けにくい
- 特徴B:周囲の雰囲気を気にせずに、冷静な売買判断をしやすい
サヤ場帳 2021年1月20日
月日 |
NYダウ |
日経225 |
価格差(サヤ) |
---|---|---|---|
1月20日 |
31098 |
28652 |
2446 |
1月21日 |
31065 |
28615 |
2450 |
1月22日 |
30913 |
28558 |
2355 |
1月25日 |
30874 |
28800 |
2074 |
1月26日 |
30863 |
28691 |
2172 |
NYダウー日経225のサヤは、拡大・縮小を繰り返しながら2000前半まで縮小気味で推移しています。
2000台まで縮小して「あっ、久々に1000台までいくか」と思っていると一気に拡大する動きも見せます。
かといって、2000台に抵抗線があるとかいうことでもないんですよね。
サヤ取りでのそういう見方は、ほとんど役に立たないことが多いです。
私がみているのは「勢い」です。
場帳を遡ってみれば、1月6日の3422から縮小の流れが続いているのがわかります。
まだ、勢いがついて縮小しています。
仕掛けるタイミングは、だいたい「勢いが変わったかな」というところか「もの凄く勢いがついてきた」のどちらかです。
「もの凄く勢いがついてきた」というのは、理解しがたいですよね。
短期間に大きく縮小するような時があります。そんな時に拡大を狙った逆張りの仕掛けをいれるんです。
そんなバカな・・・と思いますよね。
そういう時というのは「縮小に仕掛ければ簡単に勝てる」という時でもあるのですが、その反動のエネルギーも相当溜まっています。「陰極まれば陽となる」というような局面です。
次回の仕掛けがどのタイミングになるかはわかりませんが、場帳記入をしながらチャンスがくるのを待ちます。
NYダウー日経225サヤ取りについて
NYダウと日経225の価格差(サヤと呼ばれています)変動を利用しながら利益をだしていく運用法です。
日本と米国は関係が深いこともあり、NYダウと日経225は相互が影響を与え合うような形で変動しています。
その価格差(サヤ)は、拡大したり縮小したりします。
その流れを利益に変えていくものです。
サヤ変動を利益に変えていくには、「NYダウ売りー日経225買い」という感じの両建てポジションによる売買をしていきます。
具体的な仕掛けパターンは2つあります。
- NYダウー日経225の価格差(サヤ)縮小⇒拡大をねらった仕掛け:日経225売りーNYダウ買い
- NYダウー日経225の価格差(サヤ)拡大⇒縮小をねらった仕掛け:NYダウ売りー日経225買い
拡大を狙うか、縮小を狙うかで、作るポジションが正反対になります。
このサヤ取りのメリットは、大きく3つあります。
- 周囲の雰囲気に呑まれにくく冷静な売買判断ができる。
- 拡大縮小の流れがつかめてくれると収支が安定する。
- 日中株価を見ている必要がないため、忙しくても実践可能
売買には、この後にお見せする「場帳(バチョウ)」という売買道具を使います。
岡三証券が提供するサヤチャートも似たようなタイミングでシグナルが出るので、参考指標として使っています。
NYダウー日経225サヤ取り ここまでの成績
- 2017年運用開始
- 運用原資:7,797,081円
- 2021年運用元金 10,889,376円
年度 |
損益額 |
累計損益額 |
---|---|---|
2017年 |
1,202,919円 |
1,202,919円 |
2018年 |
819,128円 |
2,022,047円 |
2019年 |
-1,465,652円 |
556,395円 |
2020年 |
2,535,900円 |
3,092,295円 |
2021年 |
121,880円 |
3,214,175円 |
2021年も2020年のように手堅くいきたいです。
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