日経225新規仕掛け ここで売買枚数を増やせる理由【NYダウー日経225サヤ取り2020年9月28日】
日経225サヤ取りで新規ポジションを仕掛けています。
8月12日にポジションをゼロにしてから1ヶ月半、しっかりと休みを取っての出動です。
売買枚数も増やしたので、大き目の利益も狙えるかもしれません。
NYダウー日経225サヤ取りの特徴
- 勝率約90%。2017年からの売買実績
- 1枚売買の目安は40〜50万円(証拠金状況を勘案して決定)
- 特徴@:両建てなのでリスクは一般の裁量トレードより低目
- 特徴A:暴騰・暴落の影響を受けにくい
- 特徴B:周囲の雰囲気を気にせずに、冷静な売買判断をしやすい
日経225サヤ取り 新規ポジション
9月25日に日経225サヤ取りの新規ポジションを作っています。
以下の内容です。
- NYダウ買い8枚 27030
- 日経225売り8枚 23199
- サヤ(価格差):27030−23199=3831
NYダウと日経225のサヤが3831よりも大きく(拡大)していけば利益となるポジションです。
- NYダウー日経225の価格差(サヤ)縮小⇒拡大をねらった仕掛け:日経225売りーNYダウ買い
- NYダウー日経225の価格差(サヤ)拡大⇒縮小をねらった仕掛け:NYダウ売りー日経225買い
今回のポジションは、この2つのパターンのうち前者の「拡大をねらった仕掛け」となります。
売買枚数は8枚です。
売買枚数を増やした2つの理由
前回、8月の仕掛けのときは5枚でしたので、ちょっと多いです。
これには2つの理由があります。
- サヤ変動が短期⇒長期になってきたと判断
- くりっく株365の証拠金基準額がに減少してきている
NYダウと日経225のサヤ変動は、数週間単位の短期変動と数ヶ月単位の長期変動の2種類あると感じています。
売買リスクなどを考慮して、短期変動のときは売買枚数少な目・長期変動のときは売買枚数多目で売買することにしています。
8月ごろまでは、短期変動気味だったので売買枚数を控え目の5枚としていました。
9月に入り、長期変動気味になってきたので、今回は8枚に増やしています。
もう一つ、くりっく株365での売買に必要な証拠金基準額が下がってきているという理由もあります。証拠金基準額は、FXの必要証拠金と同じで、1枚の売買に必要な資金のことです。
くりっく株365の基準証拠金額は変動制です。FXのように25倍と固定されていないのです。
例えば、NYダウは8月の証拠金基準額は224,580円でした。
1枚の売買に20万円以上の証拠金基準額が必要となると、売買枚数を多くすることは難しくなります。
くりっく株365の証拠金基準額は、過去6カ月の株価変動のボラティリティなどを要素として算出されています。
このため、8月の算出時点では3〜8月の株価大変動の影響を受け証拠金基準額も通常時の数倍に上昇していました。
それが2020年9月28日現在は114,460円と半分近くまで下がっています。
6ヶ月の変動を加味するという仕組み上、証拠金基準額は一気に上昇することはないので、当面は多目の売買枚数でも心配は要らないとみています。
分割売買 今回の方針
NYダウー日経225サヤ取りは、安全性重視のため分割売買を基本としています。
分割回数と売買枚数は、売買開始の時に決めています。
今回は以下の内容です。
- 分割回数2回
- 1回の仕掛け枚数8枚
- 最大ポジション 16枚
「NYダウ 1枚ー日経225 1枚」の両建てポジションで「1枚」とカウントしています。
なので、最大16枚のポジションというのは「NYダウ 16枚ー日経225 16枚」の「合計32枚のポジション」という意味になります。
私の見通しどおり、サヤ変動が長期変動気味になるのであれば、売買期間はここから最大数ヶ月くらいとなります。
毎日の場帳記入で売買判断をしながらやっていきます。
売買状況やサヤ変動状況などは、随時記事にまとめていきます。
NYダウー日経225サヤ取りについて
NYダウと日経225の価格差(サヤと呼ばれています)変動を利用しながら利益をだしていく運用法です。
日本と米国は関係が深いこともあり、NYダウと日経225は相互が影響を与え合うような形で変動しています。
その価格差(サヤ)は、拡大したり縮小したりします。
その流れを利益に変えていくものです。
サヤ変動を利益に変えていくには、「NYダウ売りー日経225買い」という感じの両建てポジションによる売買をしていきます。
具体的な仕掛けパターンは2つあります。
- NYダウー日経225の価格差(サヤ)縮小⇒拡大をねらった仕掛け:日経225売りーNYダウ買い
- NYダウー日経225の価格差(サヤ)拡大⇒縮小をねらった仕掛け:NYダウ売りー日経225買い
拡大を狙うか、縮小を狙うかで、作るポジションが正反対になります。
このサヤ取りのメリットは、大きく3つあります。
- 周囲の雰囲気に呑まれにくく冷静な売買判断ができる。
- 拡大縮小の流れがつかめてくれると収支が安定する。
- 日中株価を見ている必要がないため、忙しくても実践可能
売買には、この後にお見せする「場帳(バチョウ)」という売買道具を使います。
岡三証券が提供するサヤチャートも似たようなタイミングでシグナルが出るので、参考指標として使っています。
NYダウー日経225サヤ取り ここまでの成績
- 運用原資:7,797,081円
- 2020年運用元金 8,353,476円
年度 |
損益額 |
累計損益額 |
---|---|---|
2017年 |
1,202,919円 |
1,202,919円 |
2018年 |
819,128円 |
2,022,047円 |
2019年 |
-1,465,652円 |
556,395円 |
2020年 |
1,186,132円 |
1,742,527円 |
2020年は、堅実な運用をお見せしたいと思っています。
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