勝機を待つ武将の心境【NYダウー日経225サヤ取り2020年8月26日】
ポジションゼロのまま、日々の場帳記入を続けています。
場帳からのサヤ変動状況と今の心境などを記事にしました。。
NYダウー日経225サヤ取りの特徴
- 勝率約90%。2017年からの売買実績
- 1枚売買の目安は40〜50万円(証拠金状況を勘案して決定)
- 特徴@:両建てなのでリスクは一般の裁量トレードより低目
- 特徴A:暴騰・暴落の影響を受けにくい
- 特徴B:周囲の雰囲気を気にせずに、冷静な売買判断をしやすい
サヤ取り場帳状況(8月19日〜8月25日)
流れが止まってきています。
ここ1週間の場帳状況です。
月日 |
NYダウ |
日経225 |
価格差(サヤ) |
---|---|---|---|
8月19日 |
27629 |
23060 |
4569 |
8月20日 |
27669 |
22940 |
4729 |
8月21日 |
27856 |
222892 |
4964 |
8月24日 |
28234 |
23110 |
5124 |
8月25日 |
28189 |
23306 |
4883 |
数日拡大して数日縮小する、そんな流れが続いています。
サヤの往来相場というところですね。
先週段階では、「縮小の方向性」がでてきた感じがあったのですが、現在は消えています。
現段階はどちらに仕掛けるということ自体検討するところではないと思っています。
- NYダウー日経225の価格差(サヤ)縮小⇒拡大をねらった仕掛け:日経225売りーNYダウ買い
- NYダウー日経225の価格差(サヤ)拡大⇒縮小をねらった仕掛け:NYダウ売りー日経225買い
どちらを狙っていくかは、「次の流れ」がでてきてからです。
それまでは、ポジションゼロの日が続きますね。
今の心境:勝機を待つ武将の心境
ポジションゼロというのは、慣れないうちはソワソワしてしまうものでもあります。
でも、慣れてしまうと不思議な安心感があります。ポジションゼロであれば、資金は増えることはないものの1円も減ることはないですしね。
この心境は、「戦いの前に軍勢を休ませる武将」の心境に近いものかもしれません。
どんなに強い軍団でも、戦い続け疲れ果ててしまえば動きが鈍くなり、負けやすくなります。
休みを取り、鋭気を養い、練習を積み上げていくからこそ、強い軍団となっていきます。
その指揮を取るのが武将であり、その姿は「運用資金という軍団を駆使して戦うトレーダー」の姿と重なるものです。
勝機を感じるときにきっちりと動ける、そういうトレードを続けたいものです。
NYダウー日経225サヤ取りについて
NYダウと日経225の価格差(サヤと呼ばれています)変動を利用しながら利益をだしていく運用法です。
日本と米国は関係が深いこともあり、NYダウと日経225は相互が影響を与え合うような形で変動しています。
その価格差(サヤ)は、拡大したり縮小したりします。
その流れを利益に変えていくものです。
サヤ変動を利益に変えていくには、「NYダウ売りー日経225買い」という感じの両建てポジションによる売買をしていきます。
具体的な仕掛けパターンは2つあります。
- NYダウー日経225の価格差(サヤ)縮小⇒拡大をねらった仕掛け:日経225売りーNYダウ買い
- NYダウー日経225の価格差(サヤ)拡大⇒縮小をねらった仕掛け:NYダウ売りー日経225買い
拡大を狙うか、縮小を狙うかで、作るポジションが正反対になります。
このサヤ取りのメリットは、大きく3つあります。
- 周囲の雰囲気に呑まれにくく冷静な売買判断ができる。
- 拡大縮小の流れがつかめてくれると収支が安定する。
- 日中株価を見ている必要がないため、忙しくても実践可能
売買には、この後にお見せする「場帳(バチョウ)」という売買道具を使います。
岡三証券が提供するサヤチャートも似たようなタイミングでシグナルが出るので、参考指標として使っています。
NYダウー日経225サヤ取り ここまでの成績
- 運用原資:7,797,081円
- 2020年運用元金 8,353,476円
年度 |
損益額 |
累計損益額 |
---|---|---|
2017年 |
1,202,919円 |
1,202,919円 |
2018年 |
819,128円 |
2,022,047円 |
2019年 |
-1,465,652円 |
556,395円 |
2020年 |
1,186,132円 |
1,742,527円 |
2020年は、堅実な運用をお見せしたいと思っています。
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