くりっく株365サヤ取り 2019年5月状況
くりっく株365を使った「NYダウー日経225のサヤ取り」いつも通りに続けています。ここのところ、いつもとは違う動きが出てきています。
日経225動けどサヤは動かす。
ここのところ、日経225・NYダウともに連日大きく動いています。
いつもであれば、「NYダウー日経225のサヤ(価格差)」も大きく動く時期です。
最近のサヤ推移はこんな感じになっています。
NYダウー日経225 価格差(サヤ)変動状況
月日 |
米国30 |
日本225 |
価格差(サヤ) |
---|---|---|---|
5月7日 |
25971 |
21656 |
4315 |
5月8日 |
26007 |
21506 |
4501 |
5月9日 |
25814 |
21310 |
4504 |
5月12日 |
25962 |
21486 |
4476 |
5月13日 |
25274 |
20800 |
4474 |
ここ1週間の推移です。NYダウは697・日経225は856と大きく動いています。でも、価格差(サヤ)は159と僅かな動きなのです。
完全に連動しているんですよね。
NYダウと日経225がほとんど同じような値動きのため、価格差(サヤ)変動が少ないという状況です。
もともと日経225はNYダウに連動しやすい傾向はあるのですが、ここまできっちり同じように動くというのは珍しいです。
まあ、こんな時期もあるということなんでしょうね。
深刻に考える必要はありません。いずれ大きく動き出すはずです。
現在のポジションは、NYダウ・日経225ともに10−10の完全両建てです。今の状況は、NYダウ・日経225がどう動こうとも損失増加も無ければ利益増加もありません。
サヤが動き出すまでは、ずっとこのままでいきます。
大きく動いてからが勝負です。
私の売買状況だけだと退屈だろうと思うので、くりっく株365日経225配当相当額状況もご覧ください。
2019年配当相当額 昨年比9.3増
日経225の配当相当額推移です。上段薄赤色が今年2019年度で下段薄青色が昨年2018年度です。
4月までの数字を合計してみましょう。
- 2018年度1〜4月配当相当額合計:17,225
- 2019年度1〜4月配当相当額合計:18,829
どちらも、1枚の日経225買いポジションを保有していれば受け取れた配当相当額です。18829−17225=1604ということで、昨年より増加しています。
増加率にして約9.3%、1割増とはいきませんが良い増加率です。
米中関係など懸念材料はありますが、この調子だと昨年の40,834を上回るかもしれません。
1枚の日経225買いポジションの必要証拠金は現在68720円です。もしも、日経225がここから下落しなければ、この68720円だけでこの高配当相当額を受け取ることもできます。そうなれば、配当相当額利回りは約60%くらいになります。
でも、現実にこの資金だけで売買する人はまずいません。
ここからの変動をどれくらいと見積もるか次第ですが、2000円下の19000円くらいが底と見ているのであれば68720+20万円=268720円の資金を入れて1枚の買いポジションを保有するといった選択が現実的なものになります。
1枚40万円以内くらいの資金であれば、1年間買いポジションを保有することで10%くらいの配当相当額利回りが期待できるんですねぇ。
このやり方は、今後「日本の株もそろそろ底値かな」と感じるような局面がきたら、検討に値するのではないかなと思っています。