NYダウ売り派に有難い環境
サヤ取りによるNYダウ売り継続中です。地味に有難い存在となっているのが売りポジションで受け取れる金利相当額です。配当相当額と金利相当額のバランスも2018年に入り、大きく変化してきています。
NYダウ売りを検討している方にとっても、この辺は有利な取引に利用できそうです。
NYダウ売りで受け取れる金利相当額 月6万円ペース
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2018年10月18日日朝現在のくりっく株365保有ポジション状況です。日経225買いポジションは利益・NYダウ売りポジションは損失で合計-158,500円の含み損です。
この評価損益とは別に、金利相当額+12,210円と配当相当額ー4,860円があります。こちらの収支は、12210−4860=+7,350円です。
配当相当額は、NYダウ買いポジションでは受取(プラス)となるのですが、私のポジションは売りポジションですので支払(マイナス)になっています。
その代わりという訳ではありませんが、金利相当額は売りポジションでは受取になります。
2017年11月までは、NYダウの金利相当額はゼロ円だったので買いポジションを持っていれば、多額の配当相当額を受け取れる環境でした。
2017年12月より金利相当額が発生するようになってから、状況は一変しています。
2018年9月までの2018年度合計額でみると、配当相当額(買い受取・売り支払)合計は41,751円・金利相当額(買い支払・売り受取)合計は43,974円です。その差は僅ですが、売りポジションで受け取れる金利相当額の方が大きくなっています。
このバランスは、10月〜12月分が加わってもおそらく変わりません。NYダウの配当相当額と金利相当額は3ヶ月単位で同じパタ−ンを繰り返すからです。
具体的には、11月は高配当月で10月と12月は金利相当額が大きくなる月となるのがほぼ確定しています。
支給額もこれまでの3ヶ月とほぼ同じ水準なので、バランスも変わらないのです。
サヤ取りでNYダウ売りポジション保有中の私にとってこの環境は、好都合です。
昨年まではNYダウ売りポジションを保有したときの高配当相当額支払が少なからずストレスになっていたからです。
サヤ取りでなくても、「NYダウを単純に売ってみたい」と考えている方にも良いです。現状1枚のNYダウ売りポジションで発生する金利相当額は1日200円です。
私は10枚の売りポオジションを保有中なので1日2000円で月6万円ペースの金利相当額受取が発生します。この金利相当額を受取ながら、サヤ取りポジションが有利に動いてくれるのを待っています。