NYダウ 配当相当額の大きい月
くりっく株365のNYダウは、月に数回配当相当額が発生します。ここ一年の月別の配当相当額をみると来月8月は他の月に比べてかなり大きな実績となっています。これには簡単な理由があります。配当相当額目的で買いポジションを長期保有する方にとっては、大切なポイントかもしれません。
NYダウ 8月に配当相当額が大きい理由
くりっく株365のNYダウのここ一年の配当相当額実績です。薄黄色部分にした月が配当相当額が多いところです。2・5・8・11月が他の月に比べて配当度相当額が特段に大きいことがわかります。
この4ヶ月合計で32,859円となり、全体の約66%くらいの配当相当額が集中しています。3月と9月に集中する日経225ほどではありませんが、この4か月はNYダウにとっての配当相当額がおいしい月といえそうです。
この配当相当額が大きくなる理由は簡単です。
この時期配当のあるNYダウ採用企業は、配当が大きい会社が多いということです。
例えば、8月に配当発生予定のNYダウ企業はこんなところがあります。
- ベライゾン コミュニケーションズ(配当利回り実績5.38%)
- IBM(配当利回り実績3.91%)
- ジョンソン エンド ジョンソン(配当利回り実績2.56%)
- エクソン・モービル(配当利回り実績3.82%)
全部は調べてはいませんが主だったところだけでもこれくらいありました。
高配当で知られる優良企業が並んでいますねぇ。個別株として買いたいところもあります。
米国企業は、年に4回配当するのが主流です。そのため、2・5・8・11月という具合に3か月おきに配当が発生します。
なので、NYダウ採用企業+高配当企業がこの時期に揃ったのがくりっく株365NYダウ配当相当額の66%がこの4か月に集中したからということになります。
なんにせよ、NYダウ買いポジション保有者にとって来月8月は配当相当額が大きく頂ける月になりそうです。
ちなみに、NYダウは定期的に入れ替えもあります。
NYダウ入れ替え記録
2004年からのNYダウの追加企業と除外企業の表です。
追加企業もそうなのですが、除外企業が凄いですね。
ゼネラルモータースやバンク・オブ・アメリカなど老舗一流企業でも除外されたりしているんですね。一定基準を満たさなくなった企業は厳しく退場させられるのがよくわかります。
日本は東京電力でさえ日経225に残ったままになっています。
NYダウの入れ替えも、米国の激しい競争環境と活発な新陳代謝の表れなのかもしれませんね。
くりっく株365ポジションは、先月5枚の利益確定を行い15枚⇒10枚に減らしたままです。場帖上は、そろそろ再度買いのチャンスが訪れそうな感じにもなっています。8月前に買っておきたいという気持ちもちょっとありますが、あまり気にせずにいきます。
日々の作業をきっちりやっていけば、必ず結果はついてきます。