くりっく株365日経225 1枚売り
本日、くりっく株365口座にて日経225 1枚の売りポジションを作成しています。NYダウ買いポジションのヘッジとしてのツナギ売りです。NYダウの下落に備えた対応なのですが、NYダウを売らずに日経225を売ったのには理由があります。
NYダウ下落に備えてツナギ売り
くりっく株365日経225にて1枚につき11,465円の配当相当額の支給が行われています。日経225は、3月と9月に大きな配当相当額が発生するのが特徴です。配当相当額の約75%がこの2か月で発生します。
この現象は裏を返せば、この2か月以外の配当相当額は少ないということです。これを売買に利用することもできます。
本日、私が作った日経225売りポジションもその利用法の一つです。
冒頭でも書いたのですが、これはNYダウ下落に備えたものです。日経225は、NYダウ下落時に大きな影響を受けて同じように下落する可能性が高い銘柄です。こういう売り方を昔の相場用語では「ツナギ売り」といいます。
ツナギ売りとしたのには理由があります。NYダウが下落すると思っていても、それほど深くはないと思っているからです。NYダウは現状高配当の期待できる銘柄でもあるため、基本的に買いポジションは決済せずに保有し続けておきたいのです。
NYダウが現実化しても下落の衝撃は、日経225売りポジションの利益である程度賄えます。
売りポジションを保有する場合、配当相当額は受取ではなく支払となります。
幸い、日経225は昨日年2回の大型配当相当額が発生しているため、売りポジションを保有しても来年3月までは大きな支払いが発生する可能性はありません。
これに対して、NYダウの配当相当額は毎月ちょこちょこと発生し続けます。3月までの受取額を比べれば、例年ペースであればNYダウの方が受取が相当多くなります。
この流れをまとめると以下のようになります。
- 下落への備え:NYダウ下落時は日経225も下落する可能性が高い
- 配当相当額:NYダウ買いポジション受取 > 日経225売りポジション支払
これらを考慮して、単純にNYダウを両建てするよりも日経225売りポジションとする方を選んでいます。
この売りポジションは暫く保有します。株式の崩れというのは、為替よりも長期間になることが多いからです。一度動き出した相場は1ヶ月や2か月で方向性を変えることは少ないのが株式相場の特徴です。
下げ相場となって、日経225売りポジションに利益が乗りだしてもすぐには決済しません。
売りポジションを長期間保有して3月以降も下げ続けるような状況であれば、半年イジョウポジショn保有の可能性もあります。
くりっく株365口座は、目先の小さな動きは無視して大きな流れだけを追いかけていきます。くりっく株365は、配当相当額がちょこちょこと発生するなど楽しみの多い口座です。ゆったりと長期目線でやっていくのが、くりっく株365を楽しむ方法の一つかなと感じています。
難しい相場ではないので、のんびりやっていきます。