FTSE100と英国のEU離脱ニュースへの対応
FTSE100の一部をそろそろ決済しようかと思っています。FTSE100は、英国株価指数ですので巷でさわがれている英国のEU離脱では投票結果次第で大きな影響がでることになります。今回は、その辺の対応についてもまとめさせて頂きました。
EU離脱ニュースでトレーダーが見るべき視点
今週のFTSE100の配当相当額です。1枚あたり158円ですので、20枚で3,160円です。前週は3万円以上の配当相当額があったのですが、配当相当額という性質である以上この辺のデコボコはやむを得ないところです。
5月以降は、FTSE100がそろそろ上昇しそうな感じもでてきているのですが本格上昇は難しいかもしれません。
FTSE100売買では、●●▲■と同様の場帖とチャートとして「月足平均足」を使用しています。現在の月足平均足をご覧ください。
陽線とでもいうべき白足が3本続いています。いまのところ、上げ方が弱いままなので大きな流れで「下げ傾向継続」とも見えます。この辺は、6月の値動き次第で大きく変わってきます。
6月は、英国のEU離脱を問う投票があります。
チャート上も、その結果待ちという具合になっているのは興味深いところです。EU離脱は回避されそうだという見通しはあるものの、その前に一上げあれば買いポジションを減らす予定です。
選挙などの相場変動への影響が大きい要因は、「投票でEU離脱が否定されたから大きく上昇」となるかどうかは微妙だからです。逆に下落しても「相場は織り込み済みだった」なんて説明で終わってしまうんですよね。
後付け説明で「織り込み済み」となってガッカリ、なんてのに振り回されてはいけません。
注目すべきは、投票前の変動です。EU離脱が否定されそうだという見通しで相場が上昇するようであればそこが売買時だと思っています。選挙結果がでてからではなく、その前から世論がどちらかに傾き始めたら行動していくようにします。
のんびり配当相当額を受け取ってきたFTSE100ポジション、6月はちょっと動かすことになるかもしれません。