くりっく株365人気継続
くりっく株365の取引量の増加傾向が続いています。くりっく株365が伸びている理由としては、他の金融商品よりも優れている部分が投資家に認識され始めたというところがあると感じています。私が感じる3つの利点についてまとめてみました。
くりっく株365 私が感じる3つの利点
この表は、2015年度の取引量概要です。くりっく株365公式GPで公開されていた一部を切り取ってきました。一番右が前年比増加率です。全体として、+52.4%の増加となっています。
取引量のほとんどが日経225というのには変化はありません。市場全体としては落ち込み気味ななかでこの伸び方は凄いですね。くりっく株365で取引する人が増えている背景にあると思われる「3つの利点」はこれです。
- レバレッジを効かせて少額資金での売買ができる。
- 日経先物のように取引期限がない。
- 通常の株式投資のように配当相当額がある。
これまでの個人の日経平均売買は、投資信託や日経先物を通じて行うのが普通でした。先物取引が怖いという方は、投資信託などを通じて行うのですがこれだとレバレッジ的には1倍での取引しかできません。くりっく株365は、20〜30倍前後のレバレッジを効かせた売買ができます。仮に投資信託で400万円くらいの売買であれば、くりっく株365では、証拠金20万円程度で売買が可能ということになります。
このレバレッジを効かせた証拠金取引という意味では日経225先物も同様です。しかし、日経225先物ミニには限月があります。限月というのは、売買最終日が決められている制度であり、このため日経225先物はずっとポジションを保有していることができません。
くりっく株365は、ずっとポジションを保有していても問題ありません。買いポジションを保有しながら配当相当額を受け取ることができるため、配当目的で現物株を保有するような運用法も可能です。
現物株と違うのは、くりっく株365の買いポジション保有時には金利相当額という日々マイナスされる調整金があるところです。この金利相当額は日経225だと配当相当額の30分の1程度ととても少ない金額となっています。
これらの特徴から、くりっく株365は「先物取引のようにレバレッジを効かせた取引」ができて「現物株のように長期保有して配当金を受け取る」という両方のいいとこどりができます。
宣伝もほとんどしていないのに、地道に伸びてきたのはこれらの制度の良さが少しずつ知られてきたためなのかもしれません。
昨日1月19日にくりっく株365の運営母体である東京金融取引所はS&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社とNYダウに関するライセンス契約を締結しています。これによって、NYダウをくりっく株365に上場することが可能となっています。
くりっく株365の特徴はそのままで、NYダウもレバレッジを効かせて売買ができるようになるというのはうれしいですね。いつから取扱開始となるのか、発表が待ち遠しいです。岡三証券では、くりっく株365口座開設で3000円キャッシュバック実施中です。