米国経済・・新興企業の勃興と老舗企業の相対的衰退の流れを狙った新規ポジション【ナスダック】鞘取り2020年7月28日】
NYダウとナスダック100のサヤの縮小傾向が落ち着いてきたようです。
この辺で3本目のポジションを入れてみます。
ナスダック鞘取りについて
- 米国経済の新興企業と老舗巨大企業の相対的衰退の流れを利益に変えていく鞘取りです。
- 上げでも下げてもナスダック100がNYダウよりもパフォーマンスが良ければ利益になります。
- 上げ相場:NYダウ上昇率よりもナスダック100の上昇率が高ければ利益
- 下げ相場:NYダウ下落失よりもナスダック100の下落率が低ければ利益
- 米国市場の両建てなので、単純にナスダック100買いをするよりもリスク低目です。
3本目ポジション 2020年7月28日
本日午前中に仕掛けたポジションです。NYダウ売り40枚ーナスダック100買い10枚のポジションを追加しています。
*米国30=NYダウ・米国NQ100=ナスダック100です。
今回のポジションは、3本目になります。
ナスダックが絶好調だった3週間ほど前に最初のポジションを作っています。
先週2本目を作って、今回が3本目ということです。
サヤ取りのナンピン仕掛けというところです。
このパターンは、NYダウー日経225サヤ取りでもよく使っています。
参考記事:NYダウー日経225サヤ取り 運用状況
3本の合計ポジションはこんな感じになっています。
ナスダック鞘取り 保有中ポジション
3本合計でNYダウ売り120枚ーナスダック100買い30枚です。
右上が含み損で、現在ー471,833円です。
拘束されている証拠金も1000万円前後というせいもあり、含み損益は1日で大きく動きやすくなっています。
ここからどうするか・・・・ですね。
ここまでは、保有ポジションの含み損増加したところで、次のポジションを入れる感じでやっています。
ナスダック鞘取り 今後の方針
売買本数は当初最高4本までの予定でした。
でも、今回はこの辺が上限にしようかと思っています。
その理由は、「NYダウーナスダック100のサヤ変動が思っていた以上に激しい」からです。
1ヶ月ほど前に始めたばかりの頃は、毎日ナスダックが上昇し続けている時期でした。
毎日のように上昇はするものの、NYダウと組み合わせたサヤ変動はそれほど激しくはなかったのです。
NYダウ40枚売りーナスダック10枚買いで朝方1本仕掛けて、2〜3万円利益出たらサクリと撤退、そんなパターンを繰り返していました、
一晩おいても、大きいときで5〜10万円の損益が動くという程度でした。
でも、7月中旬にナスダックが目先の天井を打った後はサヤ変動が激しくなっています。一晩すると同じ枚数で10〜30万円くらい動くこともザラなんです。
値動きに慣れていないと大怪我をし易いのは裁量トレードも鞘取りも同じです。
今回は、最大本数3本までとして、残資金は万が一の強制ロスカット防止資金として待機させておく方針です。
保有ポジション3本のうち、1本は短期ポジションとして動かしていきます。
ここからは、損きりも入れていきます。
売買を続け、NYダウーナスダックのサヤ変動に慣れていきながら、徐々に利益増加を達成していくつもりです。
「新興企業の勃興と老舗企業の相対的衰退」の流れが、現在の米国経済の大きな流れという見方は変わっていません。
この流れが大きく変わらない限り、ナスダック鞘取りの収益チャンスはあるとみています。