日経225サヤ取り 今回より売買枚数2⇒4枚に増加 2019年12月31日
日経225の両建てで利益を出していく日経225サヤ取りです。
ここまで実験売買を続けてきたのですが、今回より本格的に利益増加を目指して取り組んでいきます。
次のポジションは、2020年に入ってからと思っていたのですが、昨日12月30日に「仕掛けのチャンス」が到来したと感じたので、ちょっと早目に仕掛けています。
日経225サヤ取り 2019年12月31日仕掛け
今回の仕掛けは「売:くりっく株365日経225−買:GMOクリック証券日本225」という組み合わせです。
GMOクリック証券の「日本225」は、くりっく株365と同じ日経225先物を生成元にしたCFD銘柄です。
同じ生成元でありながら値が違う、この値の差(サヤ)変動を利益に変えていくのが、日経225サヤ取りです。
わかりにくいと思うので、この2つのポジション画像を表にまとめてみましょう。
口座 | 約定値 | 枚数 |
---|---|---|
売:くりっく株365 | 23665 | 4枚 |
買:GMOクリック証券 | 23669 | 40枚 |
サヤ(価格差) | −4 |
*枚数について:約定代金がくりっく株365の1枚=GMOクリック証券の10枚となっています。このため、表向きの売買枚数はGMOクリック証券はくりっく株365の10倍の枚数になっています。
サヤ(価格差)は、くりっく株365を基準として計算しています。
- サヤ計算式:くりっく株365日経225−0GMOクリック証券日本225=サヤ
このサヤ取りの仕掛け方は2種類あります。
- くりっく株365の方が高くなると想定した仕掛け:売:GMOクリック証券ー買:くりっく株365
- GMOクリック証券が高くなると想定した仕掛け:売:くりっく株365−買:GMOクリック証券
今回の仕掛けは、「GMOクリック証券が高くなると想定した仕掛け」です。
つまり、仕掛け時のサヤー4がー10・−20という具合に「マイナスが拡大していく」と想定しています。
このサヤ取りは、日経225自体が上げても下げてもあまり大きな問題ではありません。
例えば、日経225が200円下げれば、どちらの日経225もそれなりに下げますので両建てポジション全体の収支が大幅に悪化することはありません。
ただ、下げ方が違うんです。
全体が200円下げても、「GMOクリック証券250円の下げ:くりっく株365は200円の下げ」という具合です。
この50円の違いがサヤ取りでは重要で、収益の源になる部分です。
日経225サヤ取り 最近の傾向
同じ日経225とはいえ、サヤは変動しています。
昨年くらいまでは、「くりっく株365>GMOクリック証券」というのが普通でした。現在は、「GMOクリック証券>くりっく株365」というのが普通になってきています。
今回の仕掛けも、「GMOクリック証券>くりっく株365」の流れが今後も続くと想定しています。
想定と違った動きになるようであれば、損きりも検討します。
ただ、損きりといってもそれほど大きな金額にはなりません。
この運用では、サヤ50ほど狂えば1枚あたり5000円の損失です。
今回のポジションは4枚ですので2万円くらいの損失という感じになります。大きな狂いで100くらい不利に動くことも有ります。でも、そこで損きりしても4万円くらいの損失で済みます。
日経225同士の両建てですので、リスクは相当低目です。
あとは、どれだけ手堅く利益をコツコツためていけるかです。
2019年の売買で「同じ枚数でコツコツ売買」していけば、トータルでプラス成績にはできそうだという見通しはたっています。
あとは、現実の売買でどれくらいの利益にできるやっていきます。
当面の売買はツイッター中心にお知らせしながら、ある程度まとまったらここで記事にしていくという感じになります。
このサヤ取りで使っている口座は、以下の2口座です。