トルコリラ円両建てでハマる スワップポイントサヤ取り失敗例
スワップポイントサヤ取りで保有中だったトルコリラ円ポジションを決済しています。久々の大失敗パターンとなってしまいました。反面教師的事例としてみてくださいませ。
トルコリラ円 欲張ってどツボ
今回の組み合わせは「売り:くりっく365−買い:ヒロセ通商」です。まずは、約定画面からご覧ください。
くりっく365 約定画面
ヒロセ通商 約定画面
収支表は以下のようになりました。
FX口座 |
為替損益 |
スワップポイント損益 |
合計 |
---|---|---|---|
くりっく365 |
4,675,000円 |
-930,150円 |
3,744,850円 |
ヒロセ通商 |
-5,014,000円 |
1,299,500円 |
-3,714,500円 |
合計 |
-339,000円 |
369,350円 |
30,350円 |
スワップポイント損益が369,350円あるのに、最終損益は30,350円しかありません。これは、売りポジションの決済に失敗したためです。
実は、スワップポイント損益も当初は40万円以上あったのです。皆さんが同じ轍を踏まないよう、当時の状況を書かせて頂きますね。
1月前半、トルコリラ円が29.2円台まで一気に落ちた時に「もう少し下がありそうだ」ということでヒロセ通商の買いポジションを決済しています。残ったくりっく365売りポジションにも買い決済指値は入れてあったのですが、あと一歩で届かずにトルコリラ円は反転し30円台後半まで上昇してしまうのです。
ここで、私は2つのミスを犯しています。
- スワップポイント損益が40万円以上だったので油断してすぐに決済しなかった。
- トルコリラ円の下げ方からして急反発があるのは当然予想できたのに勝負をしてしまった。
トルコリラ円は当面強い動きはないと私はみています。それ故、くりっく365売りポジションを残して再度下げるのを待っていました。
でも、こういう時ってなかなか下がらないんですよね。2日ほど前にやっと収支トントンのところまで下げてきたので決済した次第です。
利益はでたもののスワップポイントサヤ取り運用としてはダメダメです。もしも、トルコリラ円がさらに急騰していく展開になったら取り返しがつかなくなるところでした。
数年前にもこういう失敗をしたことがあります。まだまだ未熟ですね。
スワップポイントサヤ取りは、欲を出さずに粛々と売買していれば大きな失敗をすることはありません。でも、今回のように人間の欲というのもリスクになり得ます。
私も、今回の件を気を引き締める教訓とします。