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スワップポイントサヤ取り スプレッドコスト回収日数について

スプレッドコスト回収日数

 

スワップポイントサヤ取りで、ポジションを作る際に一番注意すべきスプレッドコスト回収日数についてまとめました。

 


スプレッドコスト回収日数とは

2021年2月2日の南アフリカランド円スワップポイントデータを元に計算例をまとめました。

 

南アフリカランド円 10万通貨のスワップポイント

 

  • 買い口座スワップポイント:111円(LIGHTFX スプレッド原則固定0.9銭))
  • 売り口座スワップポイント:−30円(セントラル短資FX スプレッド原則固定0.9銭)
  • スワップポイント差:111−30=81円

 

現時点の南アフリカランド円スワップポイント差は81円となっています。スプレッドは2口座合計で1.8線です。

 

10万通貨の両建てポジションを作れば、このスワップポイント差が変わらない限り、毎日81円のスワップポイント差利益が貯まっていく状況です。

 

ただ、このまま両建てポジションを作ると最初は「含み損」となるのが普通です。

 

その「含み損」は、「2口座のスプレッド+ポジション作成の際に動いた値幅」です。

 

これが、スプレッドコストです。

 

この内「ポジション作成の際に動いた値幅」は、両建てポジションをサクッと作っても、為替レートが少し動いたときに発生します。

 

不利に動くことも有れば有利に動くこともあります。

 

この含み損も、スワップポイント差に大きな変化がなければ、毎日少しづつ減っていきます。

 

スワップポイント差利益が積み上がって、その含み損を減らしていきます。

 

この含み損を毎日のスワップポイント差利益で消していくのに必要な日数をスプレッドコスト回収日数といいます。

 

では、具体的に計算してみましょう。

 

スプレッドコスト回収日数 計算事例

 

先程、スプレッドコストは「2口座のスプレッドポジション作成の際に動いた値幅」だと説明しました。

 

「ポジション作成の際に動いた値幅」は、ポジションを作ってみないとわからないので、ポジション作成前はゼロで計算します。

 

そうなると、考慮すべきスプレッドコストは、2口座のスプレッドのみということになります。

 

2口座のスプレッド

 

  • LIGHTFX 原則固定0.9銭
  • セントラル短資FX 原則固定0.9銭
  • 合計スプレッド 1.8銭

 

この1.8銭を毎日81円のスワップポイント差利益で埋めていく日数がスプレッドコスト回収日数です。1.8銭は、10万通貨のスワップポイントに換算すると1800円です。

 

スプレッドコスト回収日数=1800÷81円=22.2(約23日)

 

この組み合わせでかかるスプレッドコスト回収日数は約23日ということになります。

 

不利に約定したときのスプレッドコスト回収日数計算例

 

両建てポジションを作成したときに、不運にも為替レートが大きく不利になることもあります。

 

そういう時は、現状把握のためにポジションを作成後にもスプレッドコスト回収日数を計算しておくと良いです。

 

仮に「ポジション作成の際に動いた値幅」が0,3銭だとしましょう。

 

そうなると、考慮すべきスプレツドは以下のようになります。

 

不利になったときのスプレッドコスト

 

  • ポジション作成の際に不利に動いた値幅 0.3銭
  • LIGHTFX 原則固定0.9銭
  • セントラル短資FX 原則固定0.9銭
  • 合計スプレッド 0.9銭+0.9銭+0.3銭=2.1銭

 

この2.1銭を毎日81円のスワップポイント差利益で埋めていきます。2.1銭は、10万通貨のスワップポイントに換算すると2100円です。

 

スプレッドコスト回収日数=2100÷81円=25.9(約26日)

 

この組み合わせでかかるスプレッドコスト回収日数は約26日ということになります。

 

有利に約定したときのスプレッドコスト回収日数計算例

 

両建てポジションを、有利に約定できることもあります。

 

そうなると、スプレッドコスト回収日数は大幅に短縮できます。

 

仮に「ポジション作成の際に動いた値幅」が0,9銭だとしましょう。

 

そうなると、考慮すべきスプレツドは以下のようになります。

 

不利になったときのスプレッドコスト

 

  • ポジション作成の際に有利に動いた値幅 0.9銭
  • LIGHTFX 原則固定0.9銭
  • セントラル短資FX 原則固定0.9銭
  • 合計スプレッド 0.9銭+0.9銭ー0.9銭=0.9銭

 

この0.9銭を毎日81円のスワップポイント差利益で埋めていきます。0.9銭は、10万通貨のスワップポイントに換算すると900円です。

 

スプレッドコスト回収日数=900÷81円=11.1(約12日)

 

この組み合わせでかかるスプレッドコスト回収日数は約12日ということになります。

 

たまにですが、本当にうまくポジションが作れたときは、スプレッドコスト回収日数がゼロで、最初から含み益ということもあります。

 

でも、それは稀です。

 

そういう状況を狙って両建てポジションを作ろうとすると、うまくいかなくなることもあるのでご注意ください。

 

私は、両建てポジションは、成行注文でサクッと作ってしまうようにしています。

 

スワップポイントサヤ取り(異業者両建)の低リスクなやり方

2021/02/03


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