英ポンド円攻略 ぴたんこテクニカル活用研究
ぴたんこテクニカルをユーロ円売買以外でも使えそうな組合せを探しています。ここに備忘記録的に記事を書いておき、将来的にもつかえそうであれば現実の運用に活かしていく予定でいます。今回は、英ポンド円です。
英ポンド円とMACD トレンド相場に強し
英ポンド円でみたときに、2016年3月現在で一番成績の良かったテクニカル指標MACDです。この図は、英ポンド円の日足MACDでの売買シグナルとその売買成績です。
MACDは移動平均線を改良してできたテクニカル指標で、生成されたMACDシグナルなどから売買シグナルの判断をします。トレンドフォロー系のテクニカル指標でもあるため、大きなトレンドができたときに大きく取れる傾向もあります。
その特徴は、英ポンド円の売買成績にそのままでています。
- 大きなトレンド発生に強い。リー万・ショック時+14,471と荒稼ぎ
- 往来相場は苦手。細かい損きりが続きます。
現在は、2015年11月より売りシグナルのままとなっています。売りシグナル発生時の英ポンド円は185円くらいでした。売買シグナル通りに売りポジションを保有していたら、2016年3月現在の160円近辺では2500pips相当の含み益が乗っていることになります。
トレンドが発生しない時期は、損きりと利益確定を繰り返しながら、収支横ばいまたは減少していくというのが通常の姿でもあります。往来幅次第では、損きりが連発することもあるので、単純に売買シグナル通りに続けていくのには根気が必要かもしれません。
私の使っているユーロ円ストキャスティクスはこのMACDとは反対の傾向があります。大きなトレンドには弱く、往来相場には強いという感じです。勝率も高目なので、売買シグナル通りにやっていってもストレスは少な目です。
FXで利益を出す運用法は無限にあります。
ただ、どの運用法を使うにせよしっかりとした売買ルールと覚悟が必要になります。幸い、外為どっとコムは1000通貨売買ができるので、まずは1000通貨売買で試してからというのも良い方法です。
損きりが続くときなど、1000通貨売買だと金額はそれほどでもないのであまりショックでもないのですが、私は「もしも10万通貨で売買していたらいくらの損失だろう?」と換算しながらやっています。こうすることで、現実の売買として活かせる経験が積めます。
ユーロ円売買をしながら、これからも使えそうなぴたんこテクニカル発掘を続けていきます。