VPS2Gもそろそろ限界
MT4で使っているVPS2Gがそろそろ限界に近づいてきました。昨年1Gで限界となって2Gを新規契約して、遂に2Gも限界近くとなろうとしています。そこで今回は1Gと2GそれぞれでMT4とEAが何本くらい稼働できるのかを記事にまとめてみました。私がVPS2Gで使っているのはABLENETです。
MT4VPS1Gと2G 限界比較
ネット上で情報収集したところ限界の目安が物理メモリ80%と書いてあったのでそれを私の目安にしています。現在の状況はこんな感じです。
75%まできています。80%を超えると動きがカクカクと怪しくなったりするそうです。そして100%を超えると時折止まってしまいます。1Gのときはよく100%超となっていたので、なんとなくその状況はわかります。MT4を快適に動かしていくために80%以下に維持できるようにしていくようにしています。
この状態で稼働させているMT4は、全部で6つあります。
- FXCMジャパン(稼働EA 1本)
- FXTF MT4(稼働EA 3本)
- FOREX.COM(稼働EA 1本)
- OANDAJAPAN 第一口座(稼働EA 2本)
- OANDAJAPAN 第二口座(稼働EA 1本)
- OANDAJAPAN デモ口座(稼働EA 1本)
EA稼働数は、合計9本です。商用EAが1本(FOREX.COMで稼働中)、残りは自作EAです。
OANDAJAPANは、リアルのサブ口座を5つまで持てます。これは、同じ通貨で動かしたいEAがいくつもある時などに便利です。私もユーロドルで動かしたいEAが2つあり、サブ口座を使って動かしています。
過去記事を探してみたところ、VPS1Gの限界は昨年の3月でした。参考:VPS1GでMT4容量オーバーの目安 限界はこの辺かな
VPS1Gと2Gの比較を表にまとめてみますね。
VPS1G |
VPS2G |
|
---|---|---|
料金 |
19,200円 |
24,915円 |
MT4数 |
2 |
6 |
稼働EA数 |
2〜3 |
9 |
VPSの状況 |
EA数3本くらいにすると使用メモリ100%超となることも多くり、時折VPSがストップする状況でした。 | この状況でメモリ使用量75%、VPSがストップすることは今のところなし。多分、あと1〜3本くらいEA稼働追加可能 |
料金は、VPS最安値のABLENETで比較しています。料金に初期費用・消費税は入っていません。
メモリ使用量は動かすEAによってもかなり違ってきます。それと私はシステムは強くありませんので、無駄な使い方をしている部分もかなりあると思います。メモリ使用量についてはいろんな節約方法があるようで、1Gでも沢山MT4を稼働できるという記事をいくつもみてマネをしてみたのですが、うまく節約できず諦めました。節約に力を入れるより、EA制作に力を入れてVPS代を気にせずに済むくらい利益を出せるようになろうというつもりでやっています。
多分、システム知識のない一般的な人がVPSを使用した場合の目安くらいにはなるかなという気がします。私だけでなく、VPS1Gと2Gでは稼働できるMT4に3倍以上の差がでてきます。1Gと2Gは、表向きメモリは2倍なのに不思議な気もしますね。でも、このメモリの中にはWINDOWSなど何をするにも最低必要となる部分が0.4〜0.5Gくらいあります。これ、VPS契約したら何もしない状態でタスクメニューを開いたりすることで確認できます。
なので、1Gといっても実際に使用できるメモリは0.5〜0.6Gくらいです。この理屈は2Gの場合も同じなので、2Gの場合は使用できるメモリが1.5〜1.6Gくらいとなり、1Gの時に比べれば使えるメモリが3倍くらいとなります。
動かすMT4口座が1つだけであれば、VPSは1Gでも十分かもしれません。でも、まずはデモ口座で動かしてからリアルで動かしたいというときには、VPSにはデモ用MT4とリアル用MT4の2つインストールして2口座状態でVPSを稼働することになります。VPS契約時にはこの辺も考慮して、契約メモリ容量を決めるべきかと思います。私のように、メモリ追加のために新規VPS契約を増やすとVPS代負担がとても大きくなってしまうのでご注意ください。
ABLENETは、メモリ追加もオプションで0.5G月500円くらいでできます。一気に4Gにしたほうがほうが割引きも効くのですが、そこまでは必要ない気もしています。あと数本EAを稼働させてみてメモリ容量が80%を超えてきたら、本格的に検討する予定にしています。
ABLENETはプランが沢山あるのですが、私は仮想デスクトッププランのWin2で契約中です。1Gの場合は、Win1となります。各VPS比較は以下でまとめてあります。