米ドル円20万買い カバードコール戦略で仕掛ける
米ドル円買い中心のスワップポイント投資で利益を出していく口座の運用状況です。
下げ局面を待っていたのですが、下げそうにないので次の一手を打っています。
運用資金600万円で月10〜15万円の資産増(確定利益+スワップポイント)を目安に運用しています。
米ドル円スワップ投資の特長
- 米ドルが高金利時期を活用した運用
- リスクは、初期はスワップ投資と同等ですが、長期になるにつれ低くなっていきます
- リターンは、相場変動次第で大きくなる可能性がある
- FXポジション:基本的にスワップポイント蓄積に専念する
- FXオプション@:コール売りで利益上乗せ狙う
- FXオプションA:下げ相場ではプット買い・上げ相場ではコール買いで利益上乗せ狙う
- 2023年1月運用開始:開始時元金600万円
2023年10月16日時点の運用成績推移
ここのところ損益の方は横這いです。FXのポジションが両建てまたはゼロだったためです。
本日の朝、2つのポジションを作っています。
- FX20万通貨買い
- コール売り20万通貨:権利行使価格152円:プレミアム受取103,000円
FXの買い値は、149.525円です。
コール売りは、「上げ相場で損失・下げ相場で利益」という性質を持ちます。本格的に損失が増えていくのは米ドル円が権利行使価格以上に上昇したときです。
今回のコール売りポジションの場合、権利行使価格は152円ですので、現状の149.5円近辺から2.5円以上上昇した時に含み損が大きくなるということになります。
つまり、それまでの上昇は「FX含み益増・オプションは権利行使日まで保有すれば全額利益」という感じになるので、ここから1円や2円の上昇であれば問題ないということにもなります。
まあ、上昇に関してはFXの買いポジションの含み益が増加しますし、毎日スワップポイント受取も発生していくので、気楽に見ていられます。
もしも、下げ転換となった場合は、「あと20万通貨買い増し」又は「20万通貨損切」のどちらかで対処予定です。
いろんな局面が想定されるので、相場観が偏りすぎないよう注意してまいります。
FXオプション口座はここ使っています。
米ドル円 スワップ投資について
1月より実験的に続けてきたのですが、うまくやっていけそうなので運用公開させていただきます。
以下の趣旨で行っています。
- 米ドル円買いポジションをFX口座で保有してスワップポイントを貯め続ける。
- その後、FXオプションを活用しながらリスクを上げずに利益の上乗せを図っていく。
使う口座は、2口座です。
- FX:岡三証券 くりっく365
- FXオプション:サクソバンク証券
オプションの使い方解説
ここでのFXオプションは、それぞれ以下のような目的で使います。
性質:「上げ相場で損失・下げ相場で利益」「利益限定・損失限定なし」
ポジションを作った時に受け取るプレミアム代金は利益となります。
一方、決済または期日にプレミアム支払いが発生した場合は、その分は損失になります。。
FX買いポジションと対になる形で仕掛けています。
カバードコール戦略と呼ばれる方法で、FXポジションでスワップポイントを貯めながら、コール売りでのプレミアム受取で利益上乗せをするために使います。
性質:「上げ相場で利益・下げ相場で損失」「利益限定なし・損失限定」
コ−ル売りで受け取ったプレミアム代金の範囲内でコール買いを仕掛けています。
「FX+コール売り」の形は、上げ相場となると利益が限定されることになります。
これにコール買いを入れることで、上げ相場では、コール買いが利益を追いかけてくれる形になります。
仮に下げ相場となっても、コール買いが損失を膨らませることはないので、リスクも限定されて大損となることはありません。
FX口座は、米ドル円スワップポイントが高水準となることが多いくりっく365口座を使っています。
FXオプション口座はここ使っています。