スワップポイント4倍分の利益をリスクを下げてとる方法
本日、新規ポジションを入れています。
期日は1週間と短いのですが、単純にFXで買いポジションを作るよりは有利という判断で作成したものです。
- 米ドルが高金利時期を活用した運用
- リスクは、初期はスワップ投資と同等ですが、長期になるにつれ低くなっていきます
- リターンは、相場変動次第で大きくなる可能性がある
- スワップポイント想定利回り年間23%前後(2023年4月時点)
- FXポジション:基本的にスワップポイント蓄積に専念する
- FXオプション@:コール売りで利益上乗せ狙う
- FXオプションA:下げ相場ではプット買い・上げ相場ではコール買いで利益上乗せ狙う
運用資金600万円で月10〜15万円の資産増(確定利益+スワップポイント)を目指して運用しています。
6月1日時点確定損益+スワップポイント:1,772,270円
米ドル円スワップ投資の特長
米ドル円買い相当 プット売り2万通貨投下
本日、米ドル円のプット売りポジション2万通貨を入れています。
このポジションは、米ドル円自体は上がりそうにないけど、スワップポイントだけは取っておきたい、てな感じのニーズに合います。
それは、「FXの買いポジションよりもリ値下がり時のリスクが低く、1週間でスワップポイントよりも多い利益獲得が望める」からです。
では、具体的にどう違うのかご説明します。
今回作成したポジションを抜き出すと、こうなります。
- ポジション作成時の米ドル円値:139.07円
- 権利行使価格:138.75円
- 権利行使日:6月7日(本日より2週間先)
- プレミアム:0.535
- 数量:2万通貨
- プレミアム受取額:0.535×2万通貨=10,700円
プット売りポジションは、「上げ相場で利益・下げ相場で損失」で「利益限定・損失限定なし」という性質を持ちます。
FXの買いポジションと似たような性質ですが、「利益を抑えた分だけリスクも抑えられる」という特徴を持っています。
今回のポジションも、米ドル円が139.07円の時に権利行使価格138.75円の買いポジションを作っているような感じになっています。
この時点で、現在値139.07円よりも33銭損失が出にくい状態ですよね。
権利行使日6月7日に米ドル円が138.75円以上であれば、今回受け取った10,700円が満額利益として確定するという仕組みです。
仮に、138.75円よりも下げた場合には、含み損がFX動揺に増えていきまが、それでも最初に受け取ったプレミアム分0.525(スプレッド52.5銭相当)分は損失と利益が相殺されます。
なので、純損失となるのは138.75-0.525=138.225円よりも下げた場合ということになる訳です。
更に、乗換という技も使えます。
1週間後の期日に5円以内の下げであれば、権利行使日後に一旦損失を出した後に、新規のプット売りポジションを作り利益を得ることで、その損失を相殺することも出来ます。
つまり、来週6月7日権利行使日に米ドル円が135円くらいまで下げたとしても、それほど痛手なく対処出来てしまうということです。
FXの買いポジションであれば、5円も下げれば慌ててしまうところですよね。
勿論、デメリットもあります。
米ドル円が順調に上昇した時は、このプット売りポジションは為替上昇利益が得られないのです。
本日受け取った10,700円が最大利益だからです。
米ドル円が52.5銭以上上昇すれば、FX買いポジションの方が利益を大きく得られたということになります。
スワップポイントの4倍分の利益ををリスクを下げてとる方法
私は、米ドル円が上がろうと下がろうと1週間程度で決済するつもりはありません。
なので、重要なのは1週間のスワップポイントまたはオプションのプレミアム受取金額です。
- FX買いポジション2万通貨でのスワップポイントは1日400円近辺ですので1週間で約2800円
- 今回の2万通貨プット売りのプレミアム受取は、1週間で10700円
2800円⇒10700円ですので、約4倍ですね。
つまり、このやり方はスワップポイントの4倍分の利益ををリスクを下げてとる方法という表現もできるかと思います。
正直なところ、米ドル円自体は天井を一旦つけたようなところもあるので、当面はそれほど大きく上昇することはないような気がしています。
それほど動かないと見ているので、「受取が大きい方が良い」ということでプット売りの方が良いという判断をしたということです。
今回のポジションは、先日出した利益125万円を原資として活用しています。
FXオプション口座はここ使っています。
米ドル円 スワップ投資について
1月より実験的に続けてきたのですが、うまくやっていけそうなので運用公開させていただきます。
以下の趣旨で行っています。
- 米ドル円買いポジションをFX口座で保有してスワップポイントを貯め続ける。
- その後、FXオプションを活用しながらリスクを上げずに利益の上乗せを図っていく。
使う口座は、2口座です。
- FX:岡三証券 くりっく365
- FXオプション:サクソバンク証券
オプションの使い方解説
ここでのFXオプションは、それぞれ以下のような目的で使います。
性質:「上げ相場で損失・下げ相場で利益」「利益限定・損失限定なし」
ポジションを作った時に受け取るプレミアム代金は利益となります。
一方、決済または期日にプレミアム支払いが発生した場合は、その分は損失になります。。
FX買いポジションと対になる形で仕掛けています。
カバードコール戦略と呼ばれる方法で、FXポジションでスワップポイントを貯めながら、コール売りでのプレミアム受取で利益上乗せをするために使います。
性質:「上げ相場で利益・下げ相場で損失」「利益限定なし・損失限定」
コ−ル売りで受け取ったプレミアム代金の範囲内でコール買いを仕掛けています。
「FX+コール売り」の形は、上げ相場となると利益が限定されることになります。
これにコール買いを入れることで、上げ相場では、コール買いが利益を追いかけてくれる形になります。
仮に下げ相場となっても、コール買いが損失を膨らませることはないので、リスクも限定されて大損となることはありません。
FXオプション口座はここ使っています。
FX口座は、米ドル円スワップポイントが高水準となることが多いくりっく365口座を使っています。