200万円の利益を確保しながら上乗せを狙う
含み絵損益込の利益額が200万円に乗っています。
ここから利益を増やすかどうか、ちょっと思慮のしどころポイントになっています。
- 米ドルが高金利時期を活用した運用
- リスクは、初期はスワップ投資と同等ですが、長期になるにつれ低くなっていきます
- リターンは、相場変動次第で大きくなる可能性がある
- スワップポイント想定利回り年間23%前後(2023年4月時点)
- FXポジション:基本的にスワップポイント蓄積に専念する
- FXオプション@:コール売りで利益上乗せ狙う
- FXオプションA:下げ相場ではプット買い・上げ相場ではコール買いで利益上乗せ狙う
運用資金600万円で月10〜15万円の資産増(確定利益+スワップポイント)を目指して運用しています。
米ドル円スワップ投資の特長
2023年5月29日時点の運用成績推移
*FXオプション含み損益は、計算をわかりやすくするため、単純に権利行使価格との差額で算出しています。もしも中途解約した場合は時間的価値が考慮されるため金額が違ってきます。
確定損益が738,670円、含み損益込の損益が2,021,170円と200万円を超えてきています。
ここから円安になれば、更に大きく利益が伸びる・・・とはいかないんです。
ポジションが現在「完全両建て状態」に近いからです。
- 買いポジション相当:FX20万通貨+コール買い20万通貨=合計40万通貨
- 売りポジション相当:コール売り40万通貨
上げ相場では、40万通貨買いポジション相当部分に利益が増加となるものの、40万通貨の売りポジション相当部分には同等の含み損が増加となります。
FXの完全両建てと違うのは、「売りポジション相当部分にマイナススワップポイントが無い事」です。
つまり、FX20万通貨の買いポジションは、毎日受取増となります。
これだけ書くと、FXでの完全両建てよりもFXオプション使った完全両建ての方が良いように感じるでしょうね。
勿論、負の部分もあります。
この「完全両建てで含み損益が増減せずにスワップポイントが受け取れる」のは、米ドル円が139.50円以上という条件が付きます。
40万通貨のコール売りポジションの権利行使価格がキモとなる部分で、これよりも下がると含み損が消えるのですが、FXの売りポジションのように含み益とはならないのです。
コール売りは、「利益限定・損失限定なし」という性質を持つからです。
139.50円よりも下げることになると、売りポジションが10万通貨減る感じになり、現在200万円ある含み益が減少し始める流れとなります。
今のまま、スワップポイント分だけ増やしながら為替相場を観察するのか、それともポジションを動かすか。
その辺のところを、これから検討していきます。
FX口座は、米ドル円スワップポイントが高水準となることが多いくりっく365口座を使っています。
米ドル円 スワップ投資について
1月より実験的に続けてきたのですが、うまくやっていけそうなので運用公開させていただきます。
以下の趣旨で行っています。
- 米ドル円買いポジションをFX口座で保有してスワップポイントを貯め続ける。
- その後、FXオプションを活用しながらリスクを上げずに利益の上乗せを図っていく。
使う口座は、2口座です。
- FX:岡三証券 くりっく365
- FXオプション:サクソバンク証券
オプションの使い方解説
ここでのFXオプションは、それぞれ以下のような目的で使います。
性質:「上げ相場で損失・下げ相場で利益」「利益限定・損失限定なし」
ポジションを作った時に受け取るプレミアム代金は利益となります。
一方、決済または期日にプレミアム支払いが発生した場合は、その分は損失になります。。
FX買いポジションと対になる形で仕掛けています。
カバードコール戦略と呼ばれる方法で、FXポジションでスワップポイントを貯めながら、コール売りでのプレミアム受取で利益上乗せをするために使います。
性質:「上げ相場で利益・下げ相場で損失」「利益限定なし・損失限定」
コ−ル売りで受け取ったプレミアム代金の範囲内でコール買いを仕掛けています。
「FX+コール売り」の形は、上げ相場となると利益が限定されることになります。
これにコール買いを入れることで、上げ相場では、コール買いが利益を追いかけてくれる形になります。
仮に下げ相場となっても、コール買いが損失を膨らませることはないので、リスクも限定されて大損となることはありません。
FXオプション口座はここ使っています。
FX口座は、米ドル円スワップポイントが高水準となることが多いくりっく365口座を使っています。