スキャルピングにうねり取り応用 | FXとは何か 読者からの質問集
先日「うねり取り」に関して読者からメールを頂きました。うねり取りに関する復習にもなりそうなのでご紹介させて頂きます。S様より頂いたメールです。
スキャルピングにうねり取り応用 メール内容
林先生の『うねり取り入門』を読んでみました。FXのことをまだしっかりと理解もできていないと自覚しています。
まず基礎を身につけたいと思い、さっそくグラフを書こう!
こう決めたのですが、壁にぶつかってしまいました。
FXではスキャルピングでトレードしたいと思っています。
スイングトレードだと林先生のおっしゃっていることはわかるのですが、スキャルピングでも同じようにその日ごとの値をグラフにしたので良いのでしょうか?
一応、その日の高値と安値をつけることは 始めました。
グラフは過去のデータを1分足で比較するのが良いのでしょうか?
どう基礎を身につけていけが良いのかが明確にわからず、迷っています。
もしよろしければ、お返事をいただけると幸いです。
−−− メール内容終わり(一部加筆修正してあります)
S様ありがとうございます。
私からは以下のように返信させて頂いております。
スキャルピングにうねり取り応用 私からの返信
S様
お世話になります。
そうですか。林先生の「うねり取り」入門を既に読まれているのですね。
これをスキャルピングでとのことですが・・・・私のレベルではその応用法はちょっと思いつかないです。
そもそも、スキャルピングに場帳・グラフが有効かどうかもわかりません。
うねり取りは、数ヶ月くらいの大まかな流れを掴んで利益をだしていく運用法ですので、スキャルピングには合わないかもしれないです。
あまりお役に立てそうにない回答で申し訳ありませんです。
でも、「うねり取り入門」はとても良い本ですので、機会があれば何度も読み直してみることをお奨めします。
私も数十回読み直して多くの気づきを頂いてきた本で す。未だに、定期的に読み直しております。
うねり取りの限界・・いや、私の限界?
私の専門は「サヤすべり取り」ですが、うねり取りも「場帳・グラフ」を使った同様の考え方の運用法で親戚のようなものです。
私の豪ドル裁量トレードでは、「場帳・グラフ」だけを使って売買をしてきています。
これによる運用状況などは下記のブログ中心に公開してきました。
この運用法は、もともと私が商品先物でやっていた方法をFXに持ち込んで応用したものです。「うねり取り」ももともとは商品先物や株式投資でやられていた運用法ですがFXでも多くの方が実践しています。
ただ、どんな運用法にも応用できるとはいかない気がします。
ご質問にあったスキャルピングでのうねり取り応用は、なかなか厳しいものがあると感じました。
でも、いるかもしれませんよね。
私には出来ないけれど発想を変えて成功している方もいるかもしれないよね。
「うねり取りの限界」というよりは「私の限界」かもしれないですね。これからも、精進して技術を磨いていけばご質問内容への応用方法なども見つかるかもしれないです。