auカブコムFXの代用有価証券制度の優れているところ
スプレッド競争ほどではありませんが、代用有価証券制度も各社の競争でだんだんと改良されて有利なものがでてきています。
私が使っているのはマネーパートナーズですが、「この口座の方が凄いかも」というところがありましたので、ここで紹介させて頂きます。
その口座とは、auカブコムFXです。
auカブコムFXの代用有価証券制度が凄い
auカブコムFXの代用有価証券制度、なかなか優れモノです。
参考記事:auカブコムFXってどんなの?
実は、先日知ったばかりなのですが、ここの制度が相当充実しているのです。
今から代用有価証券運用をお考えの方は、検討対象にされてもよいかもしれません。
以下の特徴があります。
- 株式と投資信託の両方を代用有価証券にできる
- 代用有価証券掛目は70%
- FXだけでなく信用取引・先物取引・オプション取引などにも使える
- スプレッドは業狭最高水準
- 取扱いペアは11通貨ペアと少な目
- VPSなしで自動売買ができる
- FXで資金余力があるときは貸株サービスで利息を受け取れる
結論から書けば、マネ−パートナーズなどで可能なことはほぼ出来て、更に面白い使い方ができるということになります。
一つづつ補足説明させて頂きますね。
株式と投資信託の両方を代用有価証券にできる
auカブコムFXは、株券だけでなく投資信託も代用有価証券にできます。
これ大きいですよね。
株式投資をする方は、投資信託も保有している方が多いですので、それを有効活用できます。
代用有価証券掛目は70%
FXの証拠金とするときの掛目は70%です。これはマネーパートナーズと同じです。
FXだけでなく信用取引・先物取引・オプション取引などにも使える
auカブコムFXは、auカブコム証券口座開設して追加開設をする関係になっています。
このため、FXだけでなく信用取引・先物取引・オプション取引でも株券を代用有価証券として取引ができる仕組みになっています。
大体どの証券会社でも、株券を代用有価証券とした信用取引はできます。
でも、先物・オプション取引・FX取引まで全て出来てしまうという会社はauカブコム証券だけです。
ちなみに、マネーパートナーズでは信用取引自体が出来ないので、FXのみで代用有価証券が出来るということになります。
注意して頂きたいのは、同時に「信用取引とFX」の両方で代用有価証券とするようなことは出来ないということです。
「今回はFX」「今回は信用取引」という感じで株券をauカブコム証券の口座内で移動させながら使うようなイメージとなります。
スプレッドは業狭最狭水準
FX取引口座の取引条件もかなり良いです。米ドル円0.2銭を始めとして業界最狭水準を提供しています。
取扱いペアは11通貨ペアと少な目
11通貨ペアというのは、少ない気がするかもしれません。
でも、米ドル円・ユーロ円などを始めとして南アフリカランド円・トルコリラ円・メキシコペソ円などの人気通貨も揃っていますので、それほど不自由はない気がします。
FXで自動売買ができる
auカブコムFXは、自作プログラムでの自動売買もできます。
MT4ほどの自由度はないのですが、テクニカル指標を使って自分なりの売買プログラムを稼働させることが可能になっています。
しかも、自作プログラムを動かすためのVPSは不要なんです。
口座内でプログラムを作ってそのまま動かせる仕様となっているようです。
この機能は、いずれ使ってから詳細を報告出来ればと思っています。
FXで資金余力があるときは貸株サービスで利息を受け取れる
これ、結構大きな魅力かなと思っています。
株式投資をしている方はご存じかもしれませんが、株を証券会社に貸し出して貸株料を受け取る「貸株制度」というものがあります。
大手のネット証券では、ほとんどが扱っています。
FXの代用有価証券にしたままでは貸株は受取れません。
でも、ポジションがゼロまたは少なくて余裕があるときは、貸株にしておくと貸株料が受取れます。
無論、配当金とは別に受け取れます。
7月15日時点で、これまで保有した銘柄でみると以下のような感じです。
- 伊藤忠商事 0.1%
- Link-U 2.0%
- アンジェス 5.0%
この利率は年換算で、日割りでほぼ毎日発生します。
銘柄にもよりますが、相当魅力的な貸株料が発生するものも多いです。
貸株金利には、一般的に以下の傾向があります。
- 東証一部よりもマザーズなど新興市場の方が高い。
- 大型株よりも小型株の方が高い。
FXでポジションを持っていないときなどは、こういうお小遣い稼ぎもできてしまうというのは大きいですよね。
もしかしたら、私もここに代用有価証券運用移動を検討することもあるかもしれません。