自動売買セレクトが進化FX+ETFの自動売買が来週より可能になります。
これまでトライオートETFで提供されていた自動売買セレクトが、FXも入れて「FX+ETF」として自動売買設定が出来るようになります。
実施は来週からです。株式の集合体である「ETF」とFXが一緒に自動売買できるようになるというだけでも注目なのですが、FX用に作られた新ロジックがまた面白いのです。
今回は、高金利通貨用に作られた「スワッパー」に注目してみました。
新ロジック「スワッパー」に注目
自動売買セレクトで来週よりFXで使えるロジックには2つあります。「コアレンジャー」と「スワッパー」です。スワッパーは、高金利通貨「トルコリラ円」「南アフリカランド円」用で、コアレンジャーは、そのほかの通貨ペア用になっています。
スワッパーの仕組みは公式ページの画像をお借りすると以下のようになっています。
これみて「ああ、なるほど」と思った方、高金利通貨の値動きにかなり精通した方ですね。
その通りなんです。
南アフリカランド円・トルコリラ円など高金利通貨ペアは、長期的にみると下げ気味に推移する傾向があります。
無論、大きく上げる時期もあるのですが、それに賭け続けて高値を買いで追いかけていくのはリスクが大きい通貨でもあります。
でも、下げ期をとらえて丁寧に拾っていけば利益を手堅く狙っていける可能性もでてくる。そんなところがあります。
この「スワッパー」は、その特徴をうまく捉えた設定になっています。
このスワッパーの具体的な設定は以下のようになっています。
南アフリカランド円の場合の設定値
- レンジ幅500pips
- 注文数37本
- 利益幅 6pips
- カウンター幅 12pips
つまり、下げ相場期に丁寧に買いポジションを作っていきスワップポイントを貯めていく。
下げ途中の上げ相場などでは、6pipsくらいで手堅く利益確定をしていく。
6pipsで利益確定した後の次の買い値は12pips下のため、自然に全体の買値は下がっていく。
長期的には下げ傾向となることが多い南アフリカランド円を、利益確定をしながら次の買指値自体が下がっていきます。
レンジ幅500pipsということは、現在8円台の南アフリカランド円が3円台まで下がっても買い続けていきます。尚且つ、更に下がっていっても対応できる形にしているということで南アフリカランド円攻略ロジックとしては万全の体制と言っても良いかもしれません。
来週以降、このロジックとETFなどを組み合わせた新しい自動売買が出来るようになります。かなり楽しみです。