トライオートFX 米ドル円売り設定 一気に下げることを想定した仕掛け
米ドル円が少しモタツいてきました。米ドル円はこういう流れになってくると下げに転じる可能性もでてきます。下げに転じたときのことを想定して「米ドル円売り設定」を昨日新規稼働させていますのでご紹介させていただきます。
トライオートFX 米ドル円売り設定 一気に下げることを想定した仕掛け
昨日稼働させた米ドル円売りの設定です。これと同じものを2本動かしています。1万通貨で2本ですので最大2万通貨という小さな仕掛けです。
この仕掛けは、米ドル円がこの辺で下げ気味にモタツクあるいは下げ相場突入となることを想定してのものです。
米ドル円は、一気に下げることが過去によくありました。
今回はこれを意識しています。
「売買数量数千通貨で20本」という感じのいつものトライオートFXの設定を見慣れている方は、ちょっと違和感のある設定かもしれません。今回は「1万通貨 2本」だからです。
この最も大きな理由は、一気に下げる下げ相場で相応の利益を得ていくためです。
一気に下げていくときというのは裁量トレードでもついていくのは難しいものです。
トライオートFXのようなリピート系自動売買でも「下げに合わせて新規仕掛け投下」も別の意味で難しいところがあります。例えば「1000通貨で20本の米ドル円売り設定」だと一気に下げると利益額としては1000通貨でに数百円の積み重ねになりそれほど大きな利益額にはなりません。
一気に下げるときは、毎日1円あるいは1円50銭くらいのスピードで落ちていきます。トライオートFXの収益源となる下げ途中も少ないのです。
このため、10円くらい下げても、その後の反動で数円上げれば今までの利益が吹き飛んでしまうことだってあります。
そうならないために、一気に下げる可能性があると感じたときは「売買数量を増やし、売買本数を減らす」形の設定で対応しています。
こうすることで、一気に下げたときも1万通貨といういつもよりは大きい数量の売りポジションで大き目の利益を獲得していくことができます。下げ途中の反動上げも大き目のパターンがあればトライオ−トFXのお家芸である繰り返し売買によって利益を増やすこともできます。
そして、2本しか設定がないので撤退も楽です。
この仕掛けをトライオートFX 仕掛けシミュレーターでバツクテストしてみました。
トライオーとFXシミュレーーター バックテスト結果
昨年12月から一時10円くらい落ちた円高相場で約18万円くらいの利益を得られる設定のようです。
このシミュレーション時の米ドル円下げ相場は、いつもよりは緩やかで底も浅かったです。いつも同じパターンとはいきませんが、適度な利益を得たら勝ち逃げするつもりでいます。
この設定での私の見通しと方針についてメモ書きしておきます。
- 米ドル円 モタツキ気味の下げあるいは一気に下げる形を想定した売り設定
- 一気に下げる可能性を考慮して、1本の売買数量は1万通貨といつもよりは多く売買本数は2本と少ない
- 利益幅は100銭なので1回利益は1万円
- 下げ相場突入した場合、深追いはしない。
- ほどほどの利益を得たら撤退。目安は仕掛けシミュレーター利益18万円×7割で約13万円。
- 今の米ドル円買い設定はそのまま動かしておく。
この設定は下げ相場を徹底的に追いかけていくつもりはありません。
ほどほどの利益を得たら稼働停止してずっと動かしている米ドル円買い設定のみに戻します。
米ドル円売り設定で難しいのがこの「撤退のタイミング」です。下げ相場を想定して実際に下げ始めても、深追いしてしまうと元も子もなくなります。
今回は、仕掛けシミュレーターの利益を目安にして「ほどほど」を心掛けてまいります。