豪ドル円見通し 2016年9月
豪ドル円の手書きグラフと場帖による見通しです。前回の見通しから変化がでてきています。
「ゆったり売買」やっと出来るようになってきた
豪ドル円手書きグラフ10枚目描き続けています。1cm=5日=1週間という具合なので、今の段階は3週間分くらいの値動きを記入したところということになります。
この部分だけだと、なかなか流れがわかりにくいですよね。私は毎日描き続けているので過去の流れは大体頭に入っています。でも、たまに豪ドル円の流れを再確認したいときがあります。そういう時は、前のグラフ用紙をくっつけて2枚並べてみています。
私のサヤすべり取りは、この豪ドル円グラフと場帖から売買判断をしています。
これらから受ける私の豪ドル円見通しは、「弱」です。
力強さを感じないんですよね。
もう一段の下げも覚悟していて、新規の買いはまだ入れないつもりです。
先月までは、「豪ドル円買い」の待機をしていました。ただ、買い場がなかなか到来しないので待機し続けていたら弱くなってきたというところです。先月無理に買いを入れていれば、ここで一旦損きりも検討することになったことでしょう。
そういう意味では、買い場が到来しないまま弱くなってきたというのは余計な損をせずに済んだので感謝しています。
こういうのも「場帖・グラフによるのんびり売買」のメリットでもあります。
場帖・グラフ記入をしていると、「そろそろ買い場が近い」という状況は度々訪れます。でも、実際に買えるところまでいくのは数回に1回です。豪ドル円相場をゆったりと見続けているため、売買の流れもとてもゆったりしています。
ゆったりと時を待ち仕掛けていく。
このゆったり感を保ちながら流れにポジションを載せていく感覚でサヤすべり取りの売買は行います。この感覚が、サヤすべり取りを始めた頃はよくわかりませんでした。頭では理解していたつもりなのですが、実際の売買は仕掛けも決済も早すぎてなかなか利益を大きくできなかったのです。
今回は、今のところゆったりとした流れに身を任せながら余計なポジションも作らずにやれています。
上げ続ける相場はなく、下げ続ける相場はありません。下げ相場もいずれは転換するものであり、その時期を待てれば相場で大怪我をすることはほとんどなくなります。これからも基礎を固めつつしっかりとやっていきます。
難しい相場ではないので、気楽にまいりましょう。