「相場に度胸はいらない」を目指して
相場格言の一つに「相場に度胸はいらない」というのがあります。これは達人の境地でもあり、私の目指すところでもあります。豪ドル円手書きグラフを描きながらそんなことを思い出しておりました。
豪ドル円 勢いがでてきた
豪ドル円にちょっと勢いがでてきたようです。ここらでもみ合いに入りそうな形になってきています。
下げ相場の見方でいくなら「二段目下げ完了近し」というところです。この間までは三段目の下げ突入かなと思っていたのですが、見直してみると2段目が続いているとみる方が適切かなと感じております。
現在、私のポジションは買いポジションの方が大き目の両建てになっています。ここからV字形に上げていくのを期待するところもあるのですが、微妙なところです。
「相場に度胸はいらない」
これは、運用技術で高いレベルに到達した方の境地ともいわれます。激しい相場変動があっても気にせずに淡々と売買道具に従って売買をしている姿でもあります。
私自身は、「その通り」とは思うものの年に数回は「ここは度胸が必要だな」という局面に当たってしまいます。その度に「まだまだ未熟なのだ」と感じるとともに、気を引き締め直している次第です。
淡々として売買をするのが理想なのですが、淡々と売買ができているときには理由のわからない不安にかられるのです。
「淡々とやって利益を出していていいのか」「淡々としているのではなくダラけているだけではないのか」という気持ちが不安をもたらすのかもしれません。そして、まだまだ「淡々」という境地への心構えが弱いということなのでしょうね。
「相場に度胸はいらない」を自然に表現して淡々と売買を続ける、そんなスタイルを理想として今後も日々1分の作業を続けていくつもりです。