くりっく株365サヤ取り 場帖の書き方
ここのところくりっく株365のサヤ取りに興味を持ちはじめた方が増えているようです。サヤ取りは、下げ相場でも下げ相場でも利益が出せる運用法です。現在の相場は、NYダウ・日経225ともび上げ一辺倒が望めない状況となっていることもあってサヤ取りの良さが見直されているのかもしれません。
ここのところ質問をよくいただく「場帖の書き方」について記事にまとめさせていただきます。
くりっく株365サヤ取り 場帖の書き方
くりっく株365サヤ取り場帖値について
場帖に記入する値を拾ってくる場所は、取引が始まる前と始まった後で違ってきます。取引が始まるまでは、くりっく株365のトツプページの値をそのまま記入します。
この画像の場合、NYダウ欄に「21,787」日経225欄に「19,360」と記入して、サヤの計算をして21787−19360=2427の「2427」をサヤ欄に記入します。
ただ、取引が既に始まっている場合は「前日の清算値」をヒストリカルデータベースで確認する必要がでてきます。
参考サイト:くりっく株365ヒストリカルデータベース
ここの「くりっく株365」→「定形帳票データ」→「全株価指数:最新相場表(PDF形式)」の「清算値」を私は使用しています。
ヒストリカルデータベースでの前日値の発表は「午前中」となっているため、取引開始後いつのタイミングで更新されるかは日によって差があります。
旅行にいったときなどにも重宝するページです。
ここでちょっと悩むかもしれないのが「終値」と「清算値」が違う時です。
「終値」と「清算値」は同じことが多いのですが、週末などたまに少しズレるときがあるからです。
例えば、上記画像でも「終値」が表示されていることがあります。
私は、この辺の差はあまり気にしません。
- 取引開始前はくりっく株365トップページ
- 取引開始後はヒストリカルデータベースの清算値
このやり方で固定しています。
私の場帖記入時間は、いつも7時30分前後と決まっています。
毎日同じ時間に場帖記入を行い、取引開始前に本日の売買を決めてしまうことが大切です。
取引開始前の時間に確実に前日値が出ているのは、くりっく株365トップページしかありません。
その値が清算値と少しズレる可能性があっても、大きな流れをみてやるくりっく株365サヤ取りの売買判断には影響はほとんどありません。
株価自体が上げ下げを繰り返すように、NYダウと日経225の価格差であるサヤにも拡大期と縮小期があります。そのサヤの変動を利益に変えていくのが「くりっく株365サヤ取り」です。ちょっと特殊な取引ではありますが、相場全体の暴落などは気にせずに利益を狙っていけます。
売買経過・考え方などは、当サイトにて公開し続けていますので参考になれば幸いです。