ル−プイフダン両建て好調稼動中
ループイフダン米ドル円両建ての仕掛けが利益を出しながら回転し始めています。前回記事ループイフダン 米ドル円両建て3つの効果で書き忘れたことがありましたので追記させていただきます。
両建てで一番利益が少なくなるパターン
今回の両建てで一番利益が少なくなるパターンをご紹介しておきます。
「このまま米ドル円が一気に5円くらい上昇した時」
私が仕掛けたところが大底であるだけならいいのですが、これから押し目もなく5円くらい上昇すると「ループイフダン売り」を単なる損きりとして終了させることになります。米ドル円が一気に上げる一番ありうるパターンは「要人発言」です。
黒田さんの発言だけでなく、一声で10円以上上げることもあります。ただ、長続きはしないんですよね。
吹き上げた後はその辺の値を中心とした往来相場へと移ります。今回の両建てもその辺の往来相場をある程度とりながら次の一手をゆっくりと考えています。
ただ、想定外のことが起きれば当初のシナリオにこだわらずに「売りのループイフダン」を終了させるつもりです。
4月18日 ループイフダン状況
4月12日に「ループイフダン 両建て」となってから以下の決済がありました。
薄赤色部分が「売りのループイフダンによる利益」で他が「買いのループイフダンによる利益」となっています。
収支をまとめると以下のようになります。
項目 |
利益確定本数 |
利益額 |
---|---|---|
売りのループイフダン |
3本 |
1.718円 |
買いのル−プイフダン |
4本 |
1.091円 |
両建て合計利益 |
2,809円 |
1000通貨単位ですので利益額は大したものではありませんが、運用資金50万円でストレス少なくやるのであればこれくらいで良いかなと思っています。4月18日現在それぞれのポジションは、以下のバランスとなっています。
2000通貨売り − 20000通貨買い
私の両建ては、米ドル円109円を境にループイフダンポジションが増減する感じになっています。
109円より上昇
買いポジションは、25銭上昇毎に利益確定が発生し、それに伴いポジション数が減っていきます。往来相場となればポジションが増減しながら利益が増加することになります。売りポジションは、50銭上昇毎に新規ポジションが発生しポジション数が増加していきます。
109円より下落
買いポジションは、ポジション数20本のままスワップポイントの受取のみ発生します。
売りポジションは、50銭下落毎に利益確定が発生し、それに伴いポジション数が減っていきます。下げ続けた場合、利益確定後更に売りポジションで追いかけて利益を増やしていくことになります。
大きな下げ相場となれば、買いポジションには相応の含み損がでてくきますが、その一部を「ループイフダンの売り」が補ってくれます。
このパターンはスワップ投資のリスクヘツジとしても使えそうです。
攻防一体のループイフダン
豪ドル円にせよ、NZドル円にせよ、通常のスワップ投資は低レバレッジで買いポジションの損きりはできるだけしないようにしてやります。そのため、その通貨が下落する時はスワップポイントを受取ながら「我慢」して耐え続けるというのが一般的でした。
でも、ループイフダンを活用することでもう一つの防御策が可能となります。
「売りのループイフダンを使って買いポジションの一部をヘッジする」
20万通貨の買いポジションを保有したままであれば、下げ相場到来期にその内10万通貨くらいを「売りのループイフダン」で設定することで下げ相場対策とできます。両建てにすることで円高が大きく進んだときでもストレスを軽減できる効果は大きいものがあります。この辺は、今回の米ドル円両建てを実験台として考えていきたいところです。
今後もリスクを減らしていく手堅いやり方としてループイフダンを有効活用していきます。