SBIFXトレードと「SBI証券のFX」の違い

SBIグループには、SBIFXトレードとSBI証券のFXの2つのFXサービスがあります。似たような名前のFXサービスなのですが、いろいろと違いがあります。特に、スワップ投資やドルコスト平均法をする場合には、SBI証券のFX口座は要注意口座のひとつでした。でも、来年よりその要注意部分が解消する見込みになったので記事にさせていただきます。

SBIFXトレードと「SBI証券のFX」の違い

SBIFXトレード SBI証券

 

SBI証券のFXサービスは、ロールオーバー形式を採用しています。これが2017年1月中旬から変更されるという発表が先日ありました。。

 

ロールオーバー形式とは、毎日取引終了時に値洗いという作業が行われます。その作業で、含み損益があれば実現損益として計算されていく仕組みです。通常のFX口座との大きな違いは、ポジションを決済していないのに損益が発生することです。

 

デイトレ系の短期売買が中心の方はこれでも良いのですが、スワップ投資や無税の範囲内で運用をしている方などにはとても使いにくい形式でした。

 

ちなみに、ロールオーバー形式は、現在日本のFX業者で採用しているのはほとんどありません。主要FX業者は建値維持方式となっています。

 

この度SBI証券でも、2017年1月中旬から建値維持方式を採用することになるのでSBIFXトレード口座で私達がやっているドルコスト平均法積立も理屈上は可能となります。

 

でも、まだ違いはあります。主要部分だけの比較でもこんな感じになっています。

 

SBIFXトレード

SBI証券αミニ

最低売買単位

1通貨

1000通貨

豪ドル円スプレッド

0.77銭

1.6銭

豪ドル円スワップポイント

44円

42円

 

  • 2016年12月20日時点の数値です。
  • SBIFXトレードのスプレッドは売買数量によって変動。この表は、1万通貨以内のスプレッドで作成
  • SBI証券にも1通貨売買ができる積立FXがあるが、これはSBIFXトレードの積立FXとほぼ同様の内用

 

SBI証券のFXサービスが通常のFX口座という感じです。その一方自動積立形式の積立FX口座は2社で共用していると思われます。SBI証券でFX口座を保有していないため、積立FX口座の詳細部分の違いはわかりません。

 

手動積立の方がスプレッドやレバレッジの自由性があるため、私は手動形式の積立を行っています。2017年も今までどおりドルコスト平均法によるFX積立を続けて運用資金を500万円・1000万円と増やしていく所存でおります。

 

のんびりやっていきましょう。

 

SBIFXトレードを使ったドルコスト平均法運用状況

2016/12/20


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